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9:00 目が覚める。とりあえずシャワー。持参の会話集をひいて、文章を作り、ハングルとカタカナで紙に書き記ておく。1Fの兄ちゃんのところへ持っていき、

  • チェックアウトはいつですか?
  • 荷物は預かれますか?

の意味(になってるはず)の2文を見せると、ペンでそれぞれ、「11●(時の意味と思われる)」「OK」と書いてくれた。気を良くして、もうひとつ用意しておいた

  • モギョタン(銭湯)は近くにありますか?

を見せた。聞きたいことは伝わったようなので、インサドン周辺の地図を見せて示してもらおうとしたが、この地図の中にはない、みたいなジェスチャー。「サウナ?」と聞かれたので、普通の銭湯に行きたいというのが伝わってないのか、本当に近くにないのか。韓国語でなにやら話続けるが、さっぱりわからないので、ここは礼を言って部屋にもどった。

とりあえず、荷物を持って、預かってくれというと、あるドア、地下の物置かなんかに行く階段に続いてたが、目の前でそこに置いてくれた。いつもの軽装で旅館を出る。日本で調べた情報、といっても旅行記なんだが、世宗文化会館の裏手にあるというので向かう。地図を見て西の方角へ。30分ほどか。

途中、道沿いの小さな店で、おばさんが鉄板で何か焼いている。芋だ。3と1000という数字が書いた紙が張ってある。なんで、そのとき、3つで1000ウォンといのがこの芋じゃないと思ったかは思い出せないが、とにかく1000W札を出す。すると、おばさんは、卵ぐらいの大きさの丸くなってる生地を3つ取り出して、一つずつ手で平たく伸ばすと、袋からザラメみたいなのをすくって、中に包み、芋をどかした鉄板、油の上に置いた。3つとも置いたところで、でっかいはんこみたいなものを使って、丸の上から押し付けると、じゅうじゅういいながら平たくなった。焼きながら、何か喋ってきた。「○△■☆イルボノ(日本、だよな)?」と言われたと思ったので、「ネー イルボン」と適当な答えを返した。通じたみたい。3で1000の紙の上に、2文字のハングルが書いてあったので、今焼いてるやつを指して、そのハングルをさしたら、うなずきながら、読み方を教えてくれた。「ホウタウ」というものらしい。

焼きあがったホウタウを紙の袋に入れ、それをさらに黒いビニール袋に、ビニール袋には、固めの紙を10mx3cmぐらいに切ったもの3枚と、でこぼこで柔らかそうな紙も3枚つけてくれた。おいおい100円でこんな色々つけてていいのか。おばさんは、固いほうの紙を1枚、二つ折りにして指で挟んでみせた。これでつまんで食べろということらしい。柔らかい紙はナプキンか。

礼を言って、袋を片手にさらに歩く。さっき見せてもらったとおり、一つ紙でつまんで、食べてみた。これがうまい。ザラメみたいな黒いのは、溶けてはちみつ状になっている。朝食べてなかったし、あっという間に一つ食べ、二つ目も食べる。平日だから、スーツ姿の人がたくさん、逆方向に歩いていくが、おかまいなし。しかし、半分ぐらい食べたところで、蜜があふれてたれてくるところがちょっと危険か。買ったばかりのシャツについちゃったよ。結局、そのまま3つ目も食べてしまった。大満足だ。なんで日本にこれがないんだろうと思った。

世宗文化会館は立派な建物。この「裏」という情報だけしかない。とりあえず裏手に入っていくが。左右もふくめて一通りまわりながら、モギョタン(銭湯)のハングル文字を探すが、ぜんぜん見つからない。そのうち、ちょっと南側に行ったところで、やっと文字を発見。でも、どうも銭湯という雰囲気ではない。前の道の屋台のおじさんに、「モギョタンはどこですか」と聞くと、そこじゃないの、という顔で指さすので、そのピンク色のビルに入る。

入ったらいきなり階段で、2Fにあがると、受け付けのようなところにおじいさんが一人。「ここはモギョタンですか?」と聞く。が日本語で、ここはホテルです、といわれた。風呂もありますし、泊まれれば入れますよ、と言われた。別のところに泊まっているのです、近くに銭湯はないでしょうか? と言ったところ、ついてきなさい、といってホテルを出た。

細い路地を入っていくと、パチンコ屋のようにも見える建物の前へ。おじいさんは2軒ほど向こうの食堂の前で何か作業しているおばさんに韓国語でなにやら聞いて、「ここが銭湯だけど、今日は休みだそうです」と言った。これ以上迷惑もかけられないと思ったので、「わかりました。どうもありがとうございます」といって別れた。ついてないなぁ。

ちょっと南にいくと、大通りに出た。東の交差点を地下道で渡ると、そこに大きな本屋。ガイドブックにも載っていた教保文庫という本屋で、広い。

裏の路地のほうを通って、宿の方角へ戻っていく。途中、食堂の前ののぼりを見たとき、なにげなくソルロンタンを読めてしまった! 5日間の成果か。店に入って、靴を脱いでオンドルの床にあがる。ソルロンタンを注文した。ソルロンタン自体は、ほとんど味もなく、しかもその店のは、だしが効いてるわけでもない。ガイドブックの料理の写真から、「これが食べたい」と思ってたが、思っていたようなおいしいものではなかった。しかし、Sinさんも言っていたが、きちんと煮込んだ本物ではなく、それっぽく作った偽物のスープなのかもしれない。ただ、例によって出てきた数種の辛い小皿のものと食べれば、それなりに食べられた。とくに、イカときゅうりのキムチが美味しかった。

宿にもどり、預けた荷物を受け取る。宿の兄ちゃんに礼を言って出る。さて、もう午後だし、銭湯を探し続けるのは不安だ。残り3,4時間で、観光客向けのばか高い汗蒸幕(ハンジュンマク)に行くか、他のことをするか。ソウルがどんな感じかは今回わかったし、あかすりは次回の楽しみに取っておくことにしよう。地下鉄にのる。

再び龍山へ。やっぱ、心が落ち着く電脳街で残り70,000ウォンを使いきり、旅の締めとしよう。

前回見られなかった、駅を出て右側の三角ビルへ。4Fまで一通りまわってみたが、結論は「どこまで行っても同じ」。7F建てのビルの1〜4Fに、一軒10畳程度のPC屋、パーツ屋が、各階に250軒ほど、つまり1000軒ほど入ってるのだが、どれもほとんど変わり映えがしないのだ。なんでこれでやっていけるのか、客が何を基準に1000軒から1軒を選んでいるのか、謎は深まるばかりだ。

三角ビルの地下などに、VCDとパソコンゲームの店がたくさんあった。日本のマンガを陳列してる店があったので、ほほーと思って見ると、何か言ってきた。「韓国語がわかりません」と言うと、バインダーを出してきて開いて見せる。日本のアニメのCDパッケージをカラーコピーしたものが、1面に並べられている。1枚5000W(500円)、2枚組のものは10000Wだという。何があるのか、一通り見てみた。ほとんどアニメーションだが、眠れぬ森のシリーズだけドラマで混ざっていた。しゃべりは日本語のままで、ハングル字幕が入っているらしい(これはその後、他の似た店でTVに映してたのを見て確認した)。思わずZガンダムを全巻買いたい衝動に駆られたが、1枚500円(2話入り)でも相当な金額になってしまうし、そんなもの持ったら見てしまって時間がなくなると、思いとどまった。カ○○ノの最初の1巻を旅の記念に買うにとどめる。

パソコンゲームは、ボックスで最新のものは30000Wぐらい。CDケースサイズのは、5000〜10000Wが多い。NBA’99を10000Wで購入。踊る大走査線Movie2枚組みを9000Wで購入。リージョン3のDVDも一枚ほしいな、ということで、Any Given SundayのDVDを19800Wで購入。

それから、駄菓子屋みたいなところで、韓国のカップ麺とクッキー、えびせんなどを購入、けっこう買ったが4300W。ほんとうは、どこに旅行にいっても、スーパーマーケットが一番面白くて、しかも安いので、必ず寄ってるが、今回都心しかまわってないので、スーパーは見つけられなかった。あと、駅のキオスクでYOUNGというマンガ雑誌を買い(2600W)、空港に向かった。

キンポ空港。携帯電話を返す。通話料は数百円だった。今回は二人知り合い(面識はなかったが)がいたので、借りたのは正解だった。実際、なかったら困ったこともあっただろう。続いてチェックイン。そして出国ゲートへ。

出国ゲートで並ぶと、前の人がみな、なにやら紙切れを渡している。紙切れないよ、と手のひらを見せると、係官の女性が右手の方向を指差した。銀行の出張所みたいのがあって、そこで空港使用料を払うらしい。9000W。韓国人と外人で値段が違うようだ。

青いふちどりの、空港使用料の支払い証明書を持って、もういっかい出国ゲートに並ぼうとすると、たどたどしい日本語で20代後半ぐらいの男に話しかけられた。なんでも、東京に急ぎで運びたいものがあり、東京に行く人に運んでもらいたいのだという。成田の出口で待ってる人に、この箱を渡すだけでいいから、と言われた。

箱には何が入ってるの、と聞くと、鞄だという。ははぁ、これが旅行客を使ってタダでブランド物を輸出入するとかいう手口だな。たいした荷物もないし、引き受けることはできるが、万一麻薬とかの密輸の片棒担がされたりして捕まったらやだなあ、と思ったので、「空港に着くのが夜遅くて、急いで電車に乗らないといけないから」などと適当な理由をつけて断った。

しかし、金属探知機を抜けてから、「預かるだけ預かって、そのまま自分の物にしたらどうなるんだろう」と、人の悪いことを考えてしまった。貰った、わけではなく預かったんだから、モラル的には泥棒だが、税関を通る時には、自分の物です、という風に言うわけだし。それとも、持って帰ろうとすると、到着ロビーで怖いお兄さん達に捕まえられるんだろうか。まあ、ブランド物のバッグが5つとか入ってたとしても、自分には必要のないものではあるが。。。

免税店。残り10000W(1000円)あるということで、韓国の酒を一本買った。そういえば来週実家に帰るなあと思ったので、実家用にと人参酒を追加で購入。もう110Wしかなかったのでカードを出したら、この店はカードだめらしい。円でいいですよ、というので、万札で払ったら、ちゃんと円でおつりをくれた。

帰りは、非常口前の席。いわゆる、フライトアテンダントと向かいになる席だ。調理室?の隣でもあるわけだが、たった2時間のフライトで食事を出すのがどんなにたいへんか、よくわかった。カーテンはひかれてたが、4,5人が入れ替わり立ち代わり、ガチャガチャとたいへんな様子だった。

定刻に到着。荷物を預けてないので、荷物を待つ人達を尻目に税関へ。よって税関はがらがら。「これだけですか?」と言われ、さらに「ちょっと失礼」と酒の箱2箱を持ち上げられた。別の物を隠して持ちこもうとする人がいるのかな? というわけで、ディバッグの中の正偽不明のCDは突破。もともとあまり心配してないが。

駐車場屋(アラジン)に電話。10分で来ると言う。10分後バスが来て乗りこんだが、あと3組来るので待っててくれと言われ、さらに10分ほど待たされた。家族とかカップルとかだけど、どうやって持ってきたんだと思うぐらいの大荷物で、マイクロバスは埋まりきってしまった。送迎つきの駐車場に止めた場合は、荷物を預けてなくても結果は同じなのか。

駐車場につく。東関道〜国道16号経由で、春日部へ。そのへんの店でラーメンを食べる。まだ目的地は遠いが、ここに健康ランドがあるのを調べておいたので、そこで泊まった。

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