会社のトイレの個室で、電話をしてる人がいた。最初は、何か聞かれたくない話をするためにそんなところで話してるのかと思ったが、僕の気配に気づいてるだろうのに、大声で喋り続けている。しかも、電話をしながらいきんだり、トイレットペーパーをからから回したりもしている。
僕はいまだに携帯の類を持ってないのでよくわからんのだが、「どこでも電話」という技術の進歩は、相手がいったいどんな状況で話してるのか想像もつかない世界をうんでしまったのだなあ。と感慨にふけったりする午後であった。
「なんで携帯持ってないの?」と聞かれることが増えてきた昨今、そのうち持つことになるだろうという予感もしているが、持つとしても料金と電磁波の影響(確たる証拠はないが)からしてPHSだろうな。こんなんでも携帯向けサービスの開発に参加してます〜なんてちょっと言えない。