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6時半起床。7時に家を出る。電車に乗ると、やがて車内アナウンス。長津田で先行電車の車内トラブルがあり、車両を交換しているので遅れているという。車両を交換するような車内トラブルっていったいなんだ? 途中で急行に乗り換えたが、これものろのろ運転。そして遅れているせいか、たいへんな混みよう。

東急線〜半蔵門線〜銀座線〜京成線で成田へ。ここまでで、すでに傘と時計を忘れたことに気づく。普段使わないからだけど、まあ必要なら買えばいいか。

空港着は10:50。シンガポール航空のチェックインカウンターへ。Unitedマイレージカードを出すのを忘れずに(ANAのマイレージでもOKなはず。詳しくはスターアライアンスで検索して)。ガーメントバッグも機内に持ち込むことにしたので、預ける荷物はなし。東京三菱銀行で両替。1シンガポールドル(SGD)=72.4円 数日前に調べたより高いな。ちょうどレートも円安に振れているらしい。2万円両替して、$280になった。向こうで訪問する支社におみやげと思ったが、持って行くほど価値のあるものが何なのか、わからず悩む。イギリスにはなかった柿の種にした。

出国管理ゲートで、キンチョールのスプレー缶を持ちこもうとして足止めをくらっているおっさんがいた。なんで手荷物でキンチョールが必要なんだ。

11:40にゲートイン。シンガポール航空機は独特の匂い。香水か? シンガポール航空は、エコノミーでも全席テレビ付き。機内誌で映画をチェック。今月(ということは帰りもこれか)の映画は以下。

  • World Pup
  • Antitrust
  • Under Suspicion
  • Snatch
  • Pollock
  • Traffic
  • Sweet November
  • Gladiator
  • Erin Brokovich
  • American Beauty
  • A Hard Days Night
  • Le Pincard(欧)
  • Feel Good II(中)
  • The Yellow Hankerchief(日)

日本語対応は「幸せの黄色いハンカチ」(なぜにこれ?)とあと一本(どれか忘れた)の二本だけ。

まず一本目。Antitrust。あきらかにマイクロソフトとビルゲイツをモデルにした悪役と、その悪事に気づく若者の対決話。また悪役の社長がビルゲイツに似てるんだ。ネットワーク経由で監視されているハッカーの一人が赤い帽子を被ってたので笑った(Red Hatという赤い帽子がトレードマークのライバル会社がある)。やはりヒロインが金髪で、いいかげんアメリカ映画のワンパターンさは嫌になると思ったら、黒髪のヒロインが出てきて、いやしかし、と結末に関係するので伏せておこう。マトリックスもそうだったけど、オタクごころをくすぐる一作。おもしろかった。やぼな技術的突っ込みをしないギョーカイの人なら楽しめるだろう。映画中に昼食が出た。ステーキを選択、悪くない。

その後、コメディチャンネルで Whose line is it anyway? を観る。イギリスでもよく観てたけど、英米どっち製かは不明。4人+司会でやる英語版笑点。二人羽織とかやってるし。喉が乾いて茶を頼む。うっかり cool tea くれと言ったら「Iced teaか?」と聞き返された。

二本目は Sweet November。キアヌ・リーブス主演。Comedy/Romanceとあったので選んだんだけど、これが大ウソ。シリアスなDramaじゃないか。泣ける泣ける。泣けるけどあんまり薦めないなあ。

二本目の後、カップケーキ、紅茶が出る。各席に座席でできる体操のパンフがある。エコノミークラス症候群を意識してるのかな。映画の3本目はやらず、そのまま着陸。当初予定より20分遅れ。

シンガポール航空は第二ターミナル。タクシー乗り場は長蛇の列。成田のように旅行者向けのパンフレットを配ってるところが見当たらない。地図だけ取る。夕食にしようと、観光客向けじゃない食堂を探すが、見つからない。情報によればどっちのターミナルにもあるはずなんだが。でも、地下にスーパーマーケットは発見。けっこう何でも売ってて、日本製のさきいかとかまであった。

無料モノレール(?)に乗って第一ターミナルへ。ネットで調べた情報では、マックの横を下りていくと食堂があるというが、そのマックが見つからない。探しまわったが、結局昔マックだったところが今バーガーキングになっているということがわかった。バーガーキングの左手、一旦外に出てそこの階段を降りると、制服を着た人や、いかにも地元風の人とすれちがった。ドキドキものだ。地下に、広い食堂があった。

中央に白いプラスチックのテーブルと椅子がたくさん置かれ、それを囲むように20軒ほどの食堂が並んでいる。奥のほう、Muhhamad Aliという店に並ぶ。看板には、「$2.50 for Public」と書いてある。職員向けには$2.00で、職員は職員カードを提示しろ、とも書いてあった。ほんとうに大丈夫なのか、びくびくしながら待つ。「ここで食べるのか?」と聞かれたので「はい」と答え、トレイを自分で取る。トレイに皿とスープボウルが置かれた。「箸はここ」と言われた。

適当に空いた席に陣取る。スープと、皿にはごはんの上に切った鶏肉を乗せたもの。店頭の看板の写真ほど豪華には見えないが。チキンは冷たい。うまいんだけど、割り砕かれた骨がたくさんあって、食べにくい。味は満足。後片付けはどうすんだ? と思い周囲を観察。みんな勝手に出て行くので、なんだ、いいのか、と思ったが、次の人はトレイを壁のほうに持っていき、残飯はゴミ箱に捨て、トレイも横に置いた。その上には看板があって「皿は自分で片付けましょう」とある。あぶないあぶない。来てそうそう無礼な外国人になるところだった。

タクシー乗り場はまだ並んでいる。飯も食い、どうせ今夜は寝るだけだ、バスに兆戦しよう。さっきの地下のスーパーの前にバス停があったな。

一枚のパネルが柱に貼ってあるが、それが全てだ。行き先は地名や道の名前でしか書いてない。時刻も「7分おき」とかその程度。行き先の通りの名前から、乗るべき番号を探すらしいが、ホテルのあるEast Coast Roadが見当たらない。必死で地名を読み、市街地へ向かいそうなバスを見つける。ホテルの近く、といっても2kmぐらい北だが、Changi Roadを通るようだ。

バスが来たので乗りこむ。パネルに書いてあった料金表から、$1.3というのはわかってる。がしかし、どうやって払うんだ? 左(運転手の左前)に箱、右の奥と手前には謎の機械。ちょっと横にずれ、他の人を見ると、謎の機械にカードを差し込んでる人と、左の箱に金を入れてる人がいる。「Changi Roadに行きたい」と運転手に言うと、「$1.3だ」という。成田で両替した$2を出して見せると「釣りはない」と言う。なにぃ。どうしていいかわからず、まあいいかと思い、左の現金用箱に$2紙幣を入れると、「1.4なんたらかんたら」と言って、右の謎の機械を指す。機械の下のほうを差してくれて、そこから小さい紙が出てきた。チケットのようだ。それを持って空いてる席に座る。チケットには$1.4と書いてあった。さっきは、「釣りはないけど、$2払うというなら、$1.4のチケットにしておくよ」ということを言ってたんだろうか。後でわかったが、$1.4がバス運賃の最高額だった。

前の方の壁に、パンフレットがささっていたので一つ取る。路線表だ。といっても、地図などはなく、バスが止まる停車場の名前と、二つの停車場から料金を調べるための表だけの簡素なもの。揺れるバスの中でこれを見ながら、降りるべきバス停の手前あたりの地名を地図で調べる。

バスは西へ。良く整備された道、街灯も明るい。左手に大きな建物、明日から出張するSingapore Expo Hallだ。ほんとに空港に近いな。さらに行くと、両側に高いビルが増えてきた。Bedokというあたり。団地のようだ。道路に面した建物の1階には、食堂などが並んでいる。

Changi Roadに入ってちょっとのところで、誰かがブザーを鳴らしてバスを止めたので、適当にバスを降りた。それから地図を出して見たが、今いる場所がまだよくわからない。道に沿って先へ歩く。左にChangi Hotelというホテルがあり、現在地がわかった。ちょっと降りるのが早かったようだ。さらに前進し、Joo Chiat Roadとぶつかったところで左折、南へ向かって歩く。地下鉄の通りから目指すParamount Hotelへは2kmほどあるはず。

Joo Chiat Road沿いは、左右に商店が並んでいる。8時ぐらいだと思うが、普通の商店はほぼ閉まっていて、食堂、バーなどは開いているようだ。途中、大きな通り(Dunman Road?)を渡り、さらに歩きつづけて、East Coast Roadらしき道に辿りついた。右奥にKaton Mallというショッピングセンターがある。地図にしたがってここで右折し、ちょっと歩くと、左手にParamount Hotelを発見した。といっても、入るとそこはまた3F建てくらいのショッピングセンターで、ショッピングセンター2Fの奥に、ホテルの裏口があった。

フロントへ行き、予約してある者だがと告げる。カードキーと朝食のクーポンをもらう。やはり朝食付きで予約してたか。部屋12階だという。それを持ってエレベーターに。12階は最上階だった。しかし、12のボタンを押してもつかない。なんだ、壊れてるのか? と思ってると、扉がまた開き、他の人が乗ってきた。部屋のカードキーを一番したの開閉ボタンの下にある穴に差しこみ、抜いて、9かなにかを押すと、ついた。なるほど。真似をすると12階もついた。後で見たら、カードキーの袋に、「セキュリティのため、エレベーターを使うにはカードキーが必要です。カードキーを差し、抜いてから目的の階のボタンを押してください」と書いてあった。

部屋へ。そこそこ広いツインの部屋。荷物をほどき、バスルームをチェック。ひげそりがないな。まだ眠くないし、とりあえず周りを見てくるか。

ホテル裏口の横に、雑貨屋があった。”Hello” じいさん一人。「何を探してるかね?」「あ、かみそりを」「こっちだ」「捨てられるやつかい?」「ええ」「安いのが$4.5、高くていいのが$5.5」「あんまり違わないな、じゃあ高いほうを」「日本からかね?」「ええ」「コンドームもあるが?」ぶっ。なんなんだいきなり。「いや、いいです」「そうか」
なんで日本から==コンドームなんだ?

ホテルを出て、歩道橋を渡る。なんでもないただの歩道橋だけど、屋根がついて、エスカレーターまでついてる。夜だからかエスカレーターは止まってたけど。渡り終えたところのセブンイレブンへ。日本のお菓子も結構多い。面白そうなお菓子がなかったので、サッポロポテトとさとうきび水を買った。レジに並んでると、袋を持ったおじいさんが店に入ってきて、袋の中の筒、トイレットペーパーの芯みたいなものを見せて謎の言葉で話しかけてきた。英語で「すいませんが、わかりません」と言ったら後ろの人に矛先を変えたが。レジの店員は苦笑していた。物売りなんだろうけど、売ってる物は何だったんだろう。

この時点ではまだ、「ホテルのあるところ」という認識しかなかったが、どうやらこのへん一帯は「カトン」というところらしい。安めのホテルと頼んだら、シンガポールの中心部のホテルにならなかったのをちょっと残念に思ってたが、結果的にはこれが当たりで、ほんとのローカルなシンガポールを楽しむことができたと思う。

部屋へ戻り、テレビをつける。キムタクと松たか子が中国語で喧嘩してた。字幕は英語。every little thingのCMは、歌が日本語でかかりっぱなし。最後の「エイベックス トラックス♪」もそのまま。

ニュースやマレー語(?)音声のチャンネルなどもあったが、いいかげん疲れてきた。自動モーニングコールをセットしてベッドについた。

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