ルームシェアルームメイト

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出張で来てる部下がずっと会社にいるもんだから、あわせて毎日夜遅くまで残業だ。実際仕事がどんどん降ってくるのもあるけど。

「お先に失礼します」というのを聞いて、あれは何言ってるんだ、see you か? と聞いてくるので、うむ、あれは、「お前らは働いてるのに、先に帰っちゃってスマンな」と言っているのだ、と教えてあげた。

さよならパーティーの出欠を取ってるが、予告が一週間前だったのでみんな来てくれない。

船便の発送のために町田へ。引越し屋の応対をする。ちょうど町田の応募者が部屋を見に来てたので、友人であるマネージャーの仕事ぶりをチェック。部屋の側、入居する側双方の返事の期限の設定のしかたや、他の応募者と競合した場合にどう処理するか、といったところのルールやポリシーについて、助ける形で説明したが、細かなところになるとなかなか難しいかも。もちろん、その場その場のノリで適当にやる、というのもあるのかもしれないが。

別の友人が車を取りに来る。10年乗った車を譲ったのだ。自分で選んで買った車じゃないが、これだけ長く乗ると愛着もわくものだ。まだまだ問題なく走るので、長持ちしてくれるといいなあ。

業界有志の勉強会。これがさしあたり最後の参加になる。

夜、そのまま宴会。

会議会議会議。発表もすれば通訳もする。といってもしょせん技術者英会話なのでボロボロだが。出張者に対するレクチャーが多いが、自分も新参者なのでこれがけっこう役に立つ。というより、これを聞かずにアメリカに行ってたらやばかったかも。

昼も夜も、オフィスの近くで外食。前の会社での昼夜の食堂に比べると、おいしいんだけどやはり不健康な感じがする。まずどれも味が濃い。

朝から晩まで会議。部下の短期滞在中にできるだけ多くの情報をやりとりしようとするからだけど。一日中やってると、気を抜いたときに何の話になったかわからなくなってあせったり。

出張で来た部下の歓迎会と、ついでに自分の歓迎会。仕事で一緒しない人とはあまり喋らないほうなので、いろんな人と話ができてよかったかも。外国人がいるところに自由意志で来るんだから、もともと興味はあるんだろうけど、来る人来る人それなりに自己紹介なんかしたりして、けっこうみんな喋れるじゃない、とか思ったり。僕を雇う必要はあったんだろうか。

来月からの部下が出張で東京に来た。自分の研修の進みは予想していたほど進んでないあせりがあったが、英語のほうはなんとなく通じてるので一つの不安はなくなったと言えるか。ていうかそれで雇われたんだから英語通じるぐらいで喜んでちゃいかんよね。仕事しろ仕事。

日本を離れる日も、当初よりちょっと後ろにずれたが決定し、そろそろ船便の引越し荷物も発送しようかと思う。

本屋でワイルドリーガーの3巻を購入。

シェアの取材で渋谷へ。別のシェアサイトを運営してる、長いつきあいのかたと初対面。その方の体験談と、僕自身の体験談をライターのかた相手に話す。このあたりの面白い話は、数ヶ月後に日の目をみる、かもしれない。たぶん。

フラットで昼からKazuのFarewell party。Kazuは、大学院の卒業も無事決まり、海外に就職することになったので、一旦実家に帰って準備することになっている。

4人それぞれが、控えめに友人を呼んだので、10人程度の、全員に話が伝わるいい規模のパーティーになった。昼はピザ、夜はパスタ。日曜日なので夜も早めに終了。

今の三茶のいい雰囲気の多くは、一番若いのに人間のできてる彼に負うところが多かったので、これからどうなるか心配ではある。10月からの短い期間だったが、ほんとうにいいフラットメートだった。まずは研修でアメリカということなので、いずれ遊びに行きたいものだ。

夕方銭湯へ。近いほうが休みなので離れたほうへ。受け付けで、前回知らずに悔しい思いをした有料のサウナを頼む。750円。タオル、石鹸、シャンプーがついてきたので、着替え以外何も要らなかったようだ。

夕方の銭湯なんてガラガラだろうと期待してたら、結構人がいる。サウナは4畳ぐらいで、そこに8人ぐらいいて、いっぱい。有線で演歌が流れていて、なんか知り合いが多いらしく、政治がどうとか最近のテレビがとかこの後飲みに行くかとか、生活感のある雰囲気だった。

銭湯帰りにスーパーに寄り、夕食の材料を買ってフラットに帰ってきたら、鍵を忘れたことに気づいた。フラットに誰もいないし、携帯に電話したけど出なかったり、遠くにいたり。

夜には帰ってくるということで、スーパーの買い物袋は玄関前に置いて、暖を取るためインターネットカフェに避難。冬とはいえ、納豆と冷凍食品はだめになったかなあ。

夜、3人とも同じぐらいに帰ってきて、電話くれたので、カフェからフラットに戻った。あんまりそういうボケたことはしなさそうですけどね、と言われたが、自分ではかなりボケてるほうだと思うぞ。自慢じゃないが。ほんとに自慢じゃないか。

9時半に会社を出て、今後一緒に仕事する二人と近くの焼き鳥屋へ。僕も思っていたが、技術スタッフ、とくに最近中途で採用された人たちの能力がすごい、という話になった。実際、かなり厳しいセレクションをしていて、面接してもなかなか取ってないのだそうだ。

実際ちょっと話をしたら、この人にはかなわない、と思ってしまうほどの人もいるし、これで英語が喋れるという技がなければ、僕はただのボンクラになるところだったかもしれない。

すごい技術者を集めたらすごい物ができるか、というと、そのへんは必ずしもいえないので、結局は指揮者が鍵になってくるんだろうとは思うが。

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