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起床。右手を巻き込んで寝ていたようで、右手が痛い。携帯をつけて時刻を見る。9:40

9:50 1階の食堂へ。卵2個でスクランブルエッグ、ベーコンとポテトを沿えて、パンを断って棚のクロワッサンを取る。それとティーバッグの紅茶で $7.22。高いよ。メニューでは、ステーキ$7 とかスープ$2.5 とかもあった。パンも各種。ベーグルやサンドイッチもあるみたい。

注文するところでレジのおばさんに逐一説明してもらってる日本人がいる東洋人がいて、フォークを取ってるときに「日本人ですか?」と聞かれたので相手も日本人だとわかった。「ええ」とだけ答えて会話が終わってしまった。同じテーブルで食べて情報交換でもすればよかったかな。でも知らない人と話すの苦手なんだよなあ。

食べ終わって部屋へ。昨日下見した、3Fのフィットネスクラブへ行く。ロッカーに鍵がないので脱いだ服等は鍵無しで入れることになる。財布やパスポートを、部屋に置いていくか鍵のかからないロッカーに入れるかで迷った。ロッカールームの人々と掃除の人のどっちを信用するか、の2択だ。もし無くなったときにより犯人が特定しやすかろう、ということで貴重品はすべて部屋に置いてきた。持ってきたのは部屋についてきたバスタオルとせっけん、ヒルトンで入手したシャンプーだけ。昨日と同じ係員。部屋番号と名前を書いて入る。なるべく他人が開けなさそうな位置のロッカーを使う。

石鹸とシャンプー持ってシャワーへ。ビーチサンダルを履いてる人が多い。ビーチサンダルだけ履いて体洗ってる。体洗ってサッパリした後、サウナへ入る。温度があまり高くない。日本人としてはヌルいと思ってしまう。スチームサウナのほうは、部屋の壁が見えない。他に人がいるのかどうかも見えないほどの蒸気。でもどちらも気持ちいい。

サウナを楽しんだあと、再度体を洗っている。横を見ると、隣のおっさんと目が合った。カリフォルニア在住者の癖で、目が合えば誰とでもにっこり笑って”Hi”と挨拶。シャワーを終えてロッカーに行き、体を拭いてると、さっきのおっさんがこっちへ歩いてきた。

話し掛けてくる。東部のアメリカ人も結構フレンドリーだね。「ここにはよく来るの?」「いや、旅行なんです」「ニューヨークは前にも?」「いや、初めてです」「仕事?」「観光です」

「どこから来たの」「サンフランシスコ」「ニューヨークの印象は?」「とても面白いけど、とにかく寒いですね」「今日の予定は?」「いや、予定ははっきりは決めてないんです」と、なんだかいろいろ訊かれてきたので、なるべく会話が終わるように無愛想に答えていく。

そしたら、その次の相手の言葉が、、、”Do you want me to come to your room?”。。。。。。。やたらゆっくりはっきり区切って言われたので、文章はすぐ頭に入ったけど、ん? これってどういう意味だ、あれ?、もしかして、

キタ━━━━(・∀・)━━━━ッ!! ビックリした━━━━ッ!! いやまじで。おっさん(白人、40代ガタイ良し)ニコニコとこっちを見ている。

速攻で”No”と答えたよ。おっさん、「な〜んだ違うのか」みたいな顔をして向こうへ歩いていった。

というわけで、生まれてはじめて、男にナンパされてしまった。さすがは YMCA、 ビレッジピープルが歌っただけのことはある。自分の受け答えを振り返ってみると、たしかに怪しい。まずもって「サンフランシスコから来た」が怪しいよね。これが他の地名だったら、おっさんも誤解しなかったかも。本場のその筋の人と思われてしまったようだ。

ここで”Yes”と言えば、自分にとってなにやら新しい世界が開けていたのかもねー。言わないけど。しかし、よく考えてみれば、礼儀正しく聞かれてるんだから、”No”なんて一言で済まさず、もっと逆質問とかすればよかった。「ここでシャワー浴びてる人達、ひょっとしてみんなそうなの?」とか。

気分はともかくシャワーでさっぱりし、一旦部屋へ戻り、すぐ外出。

YMCA West Side のすぐ近くにあるリンカーンセンターへ。ここはオペラハウスやクラシックのコンサートホールなどが集まっている。ジュリーアード音楽院もここに。ジュリアードといえば、やたら少女漫画で出てくる、という印象しかないが。それによればとにかくレベルが高いらしい、って少女漫画を参考にするなよ自分。

日曜はオペラ休み。コンサートもないみたいで、建物を見ただけにおわった。その前のバス停で11番バスをつかまえ南へ。日曜だからかすいてて快適。バスの窓から眺める景色は、サンフランシスコとあまりかわらない。ちょっと商店が多いか。道をいく人々がちょっと厚着だけど。42th Ave. の角で降りる。

バス停はどこか、と見てると、南西の角に公衆電話、横に Internet と書いてある。なんだろうと思って中を覗くと、電話機の下に金属製のキーボードとトラックボールがついてる。前にはそこそこのサイズの液晶画面があり、この画面はタッチパネルでもあるようだ。へー。公衆電話ボックスじゃなくて、ひさしがついてるだけの剥き出しの電話機だよ。すごいものがあるなあ。

お金やクレジットカードで4分/$1 で使えるみたいだけど、お金を入れなくても、いきなり Google の検索ボックスになってて、検索はできた。flatshare.jp で検索したら、ちゃんとこのサイトが出てきた。日本語の部分が全部”?”になってたので実用性はないけど。クリックして開こうとしたら、「チャージしてください」と出て進めない。日本語が使えないのは残念だけど、面白いなあ。

バス乗り場は東側にあった。時刻表によれば、42番バスの終点まで4,50分かかる。日曜は1時間に4本ぐらいしかないようなので、また待つのか、と思ったらすぐバスが来た。1:16 p.m. 右手に Port Authority のバスターミナルを見つつ東へ。また、8th Ave. を越えたあたりでは左手に昨日と別の YOSHINOYA 発見。Madison St. 手前左側には、Doi Camera があった。カメラのドイってつぶれたんじゃなかったっけ?

バスはすごい渋滞にはまって進まなくなる。運転手が、「今日はMadison St. でフェスティバルがあってこの先ずっとこんな調子だ」とアナウンスすると、わらわらと乗客が降りていく。誰か降りようとするたび止まるので、ますます進まない。前の席のパンクなあんちゃんが「落ち着けよみんな。乗ってりゃそのうち着くんだからよ」とわめいてたが、この人も100mぐらい進んだところで「降ります」と言って降りてしまった。落ち着きがないね。

ノロノロと Madison St. を越えるときに、左手遠方に道路封鎖のパトカーとその向こうの歩行者天国が見えた。フェスティバルを過ぎてもまだちょっと渋滞してたが、Lexinton Ave. を越えたあと突然進みだした。1:52 終点着。

終点から1ブロック北へ歩くと、そこが国連の入り口だ。日曜なのでひっそりとしている。ビルの手前にプレハブがあって、そこで金属探知機でチェックを受けた。プレハブだということは、9/11の後で追加したのだろう。

中に入ったら2:00。ガイドツアーと矢印のある方向に歩いていく。チケット売り場には、「英語のガイドツアーは15-30分おき」という看板と、他の言語(10個ちょっと)でのツアー時刻が掲げられている。列は前に4組。今日の午後は、中国語が2回と、日本語が2:00 からあるようだ。2時? 「日本語ガイドツアーにご参加の方は、出発口にお集まりください」と日本語でアナウンスしている。ちょうどいってしまうところのようだ。まぁ英語でもいいか。

30分待って始まった英語ツアー。参加者は25名ほど。ほとんど白人。ガイドは日本人のようにも見えるけど名前が日本人風じゃないおねえさん。まずは Security Council の会議場。家具がノルウェー製だとか、左側に同時通訳者用のブースがあるとか、常任理事国や現在の非常任理事国を全部挙げて説明とか。その後、他の2つの重要な委員会場、Trusteeship Council と Economic & Social Council も見学。

通路にもいろいろ展示があって、国連平和維持軍の歴史とか、1945年の世界情勢と現在、Economic & Social Council の下にある30以上の機関(UNICEF, WHO, 世界銀行など)について、信号機の色を世界中で同じにする規格の相談とか、軍隊に入れる最低年齢を引き上げようとする運動とか、各国の国連予算とか発言権とか、いろいろ面白い話を聞けた。

また、アメリカらしくないと驚いたのが、見学コースの途中でかなり力の入った原爆の展示があったこと。広島・長崎から持ってきた写真や被爆した仏像などが置いてある。

国連が力を入れているものに、地雷撤去や地雷を禁止する運動があり、地雷一個作るのは$3でできるけど、それを撤去するのには$1000以上かかり、しかも地雷が使われているような国ではそもそも撤去する能力がない、とか。

最後の国連総会の会議場では、正面の大きな国連マークを背に、他の見学者に写真を撮ってもらった。ツアーの後、地下へ降りて、郵便局で絵葉書を買う。国連でしか売ってないという切手を貼り、家族に出した。(絵葉書$0.50×3+切手国外$0.70×2+切手国内$0.37)

絵葉書を書いてるとき、中国人の団体がわらわらと郵便局にやってきて、彼らも絵葉書を買って書き出した。隣のおばさんに切手の貼り方とか中国語で聞かれたので、まぁもちろん意味はわからないのだが、切手を貼ってあげたりする。他のおじさんからも中国語で何か話しかけられたので、「私は中国語が話せません」と中国語で言ってみたところ、いちおう通じたみたいだが変な顔をして去っていった。おまえ喋ってるやん、ってところか。(このフレーズしか知らない)

土産屋ではTシャツを購入($10.83)。国連マークの入った白いTシャツ。加盟国の国旗が全部円状に描かれているすごいTシャツも一瞬欲しくなったが、実際に来たらすごいデザインだと思い直した。

国連本部を出ると、もう日没近く。4:25 ちょっと早いが夕食にしよう。2th Ave. 通り沿いに探す。今日こそチップを払うような店で、と思うけど、なかなかピンと来るところがない。バー & レストラン、というのが多い。

帰りは50番のバスで帰ることにして、49th St. を西へ進む。日本、メキシコ、インド料理をパスし、Wollensky’s Grill という店に入った。一人だと言うと「こんな席しかないのですが」と申し訳なさそうに小さな部屋の真ん中。まわりじゅうを他の4人席に囲まれた二人席に案内された。まぁこっちが一人なのが悪いし、食えればいい。

メニューを見る。アントレで$19-$35くらい。チキンブレストのグリルと”Famous Pea Soup”を頼む。有名だそうなので。2Fのトイレに行くと、やたら豪華だ。手を拭くのに紙じゃなくて布ナプキンが積んであるよ。

豆のスープはうぐいす色。ちょっとしょっぱいが濃厚でおいしい。量が多く、メインが控えてるので残す。鳥は、でかかった。皮がついてないのが残念。チップ込みで$45.00

角のバス停で 27 or 50 番バスを待つ。が、これも来ない。時刻表では50番は2本/時、27番にいたっては時刻表が貼ってない。

おばさんが二人バス停に来た。コーラスの練習帰りのようだ。Amazing Grace をバス停で小声で歌って「ほら、あなたは下のパートでしょ」みたいなことを言ってたが、バス停の前にタクシーが止まったのを見て「タクシーにしましょうか」と乗っていってしまった。

バスは5:47に来た。49th を西へ。途中、右手にロッカフェラセンターが見える。スケートしていた。8th Ave.手前右、Actor’s Chapel、ブロードウェーのミュージカル俳優専用の教会なんだろうか。8th Ave. の角で降りてまたバス待ち。こんどは10, 20, 104 どれでもいいのですぐ来てくれると信じて。

すぐに104番が来た。後ろのほうに座る。隣の席の女性がケータイで電話してる。「そう、リンカーン。大統領と同じ! クロスストリートは○□△! シャラップ! いいから番号を教えなさいよ」とまくしたてて電話を切る。あまりの口調にびっくりして彼女を見ていたら、こっちを向いてにっこり笑い、”It was a stupid machine.”と説明した。

最近アメリカで多い、電話に向けて喋ると機械が認識して答えてくれるサービスだったんだろう。相手が機械だからあんなぞんざいな喋り方だったのか。しかし、機械だったら、「リンカーン、大統領(のリンカーン)と同じ」という説明は通用しないだろうと思った。

アメリカは音声入力の電話サービスが日本より進んでいると思うのだけど、なまじ「話す」というインタフェースだと、コンピュータにできる事、できない事がちゃんとわかってない一般の利用者は、過大に期待してしまうのが問題なんだなあ。

60th and Broadway で降りて、昨日の反省からスターバックスでバナナケーキとコーヒーを購入。だが、時刻はまだ 9:30 で、昨晩と違ってもっと近くのローカルな店が色々開いてた。失敗。

部屋に戻ったらカードキーが効かない。フロントに持っていく。すぐ直してくれたけど、これ、定期的に切れるようにわざとなってたりするんじゃないかなあ。悪用を防ぐために。

紅茶党として普段めったに飲まないコーヒーのせいでか、眠れない。時計がないのでわからないけど、たぶん3時くらいまで、ねむれーんと思いつつゴロゴロ。やがて疲れて意識を無くしたようだ。

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