ルームシェアルームメイト

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帰りにエレベーターでHiroにあった。今日からバイトを始めたそうだ。リビングでHueyにチャンネルを変えて良いかと「日本語で」聞いてた。ささやかな意趣返しといったところか。

台湾の大学時代の友人からメール。仕事で中国に来ているとのこと。民間人は普通に中国に行けるんだ。知らなかった。夫婦で独立してやってるビジネスらしいが、うまくやってそうだ。「Akkyのところの会社で、何か中国で売れそうなものがあれば一緒にやりましょう」って書いてあったけど、どうかなあ。

(続き)Hueyの部屋まで言って、シャワーの件は、キッチンでお湯を使えば火力が弱まることもあるし、わざとそんなことはしてないと思うよ、と言っておいた。でもチャンネルについては、Hiroが別にEvilにふるまってるわけじゃないんじゃないか、Hiroからみていかにもテレビを見てないように見えたのかもしれないよ、とフォローしようとしたものの、Hueyはチャンネルを勝手に変えないというのは「ユニバーサルなルールだ」とか言う。なんでそこまで大袈裟に言うかな。

二人の真ん中で、Hiroも何が悪かったか理解したわけだから、もう2度とやらないだろう、これで解決ってことでいいんじゃないか、と言って形だけでも納めた。

結局、僕には直接関係ないもめごとに1時間ほどつきあって、円満とはいかないまでも一応の解決を見たのに、Hueyは一言の感謝も述べなかった。他人には自分をrespectしろというのに、他人に気を遣わなさすぎとも思うが、僕もHueyと何かを論じても虚しい結果になるのはわかってるので、もちろんこんなことを言う気力もない。気が重いね。

(続き)「ちょっと待ってよ。何か言いたいことがあるなら直接Hiroに言えばいいし、直接話しても感情的になるっていうなら、僕がここで聞いてるからさ」といって、二人を話し合わせた。

Hiro:シャワーの火力を弱くしたりなんかしていない
Huey:じゃあテレビのチャンネルは? 目の前で勝手に変えたじゃないか
Hiro:Hueyはパソコン使ってたし、カップメンも食べてたから
Huey:いや、その時はパソコンは使ってないね。テレビを見てたんだよ。それを、いきなり来てチャンネルを変えたんだ
Hiro:…なんで日本語で話さないんだよ。日本語で話す努力もしない失礼だろう。ここは日本だぞ。
(Akky:どうも本当にやったらしいな。話をそらすにしても、これじゃ逆効果だ。こんなのフォローできないよ)
Huey:話す必要なんかないね。僕は忙しいし、僕には日本人の友達はいっぱいいるんだ。日本語は彼らと話すからいいんだ。フラットメートと友達になる必要はないんだ。はっきり言って、おまえみたいなタイプとは友達になりたいなんて思わないね。でも、一緒に住むことはできる。僕は自分の場所を一定の金額で確保してるだけなんだ。友達になるようなことは期待しないでくれ。僕はただ敬意を払ってほしいだけなんだ。
(Akky:他に友達が居ようが居まいが関係ないだろうに。それにしても、「おまえとは友達になりたくない」って直接言うのは、敬意払ってるんだろうか。)
Hiro:…悪かったよ。チャンネルを勝手に変えてすいませんでした。
Huey:へっ。どうせ悪いと思ってないんだろ。

と言い捨てて部屋に戻っていった。

フラットメートと仲良くする気はない、とか言いきっちゃうなんて、嫌な奴だとは思うけど、チャンネルに関しては確かにHiroが悪い。Hiroに見ている番組のチャンネルを変えられたことは、僕もあったし、Pamも同じ事をされて相当怒ってたのは覚えている。でも、Pamは僕を見て「今の見た?」みたいな顔をしただけだったし、僕は自分の部屋に戻って自分のテレビをつけただけだったけど。

僕は、育ってきた環境が違えば、まぁそういう人もいるかな、ぐらいにしか思わなかったから。あるいは、Hiroの将来(おおげさか)のために注意すべきだ、と思うほど親身でなかっただけかもしれない。(続く)

Hueyがドアを、じゃない襖をノックしてきた。珍しい。話があるが時間があるか、というので、どうぞ、と言うと、「Hiroが昨日、僕がテレビを見てるのに何も言わずにチャンネルを切り替えた。それから、シャワーを浴びてる時に火力を弱くしたり強くしたりしたんだ。」

へえ。でもすぐそこでHiroが聞いてるぞ。何で僕に言うんだ? と思ったから「Hiroに言えば?」と言ったら、Hiroもなんか怒った口調で「そうだよ、何で僕に言わないんだよ」と言ってる。

「何でこんなことをされるのかわからないが、そんなevilなことをする奴と話しても無駄だから話さない」とか言う。しかし僕に言ってみたところで解決するか? と言ったら、もういい、といって自分の部屋に戻ろうとした。(続く)

月一の業界の勉強会へ。高田馬場。一日かけて技術書を読むが、疑問点を指摘しながら読み進めると40ページしか進まない。内容は濃い。

数日前の留守電に、三軒茶屋の例の中古マンションが見学可能になったという連絡があった。売るのやめたのかと思ってたが、売主が値段を上げて売ることにしたそうな。夕方連絡して、高田馬場からの帰りに見学に行った。住宅密集地の中で1Fなので、どの窓を空けてもすぐ壁だ。値段が安めだったので覚悟はしていたが、内部も相当にボロボロだった。特に風呂場はタイルの剥がれが激しく、買ったとしてもリフォーム代がかさむだろうなあ。部屋は3つで振り分け、リビングが広いのは○。

もともと三軒茶屋がベストとは思ってないし、元の値段から1割以上上げられていたので、検討しますといって去ってきた。元の値段からでも値引き交渉しようと思ってたぐらいだから、ちょっと難しいかな。売れ行きがかんばしくなければ、向こうから電話してくるだろうから、そうなったら値下げ交渉するぐらいにしておくか。

うー。帰ったら1時半。これで日曜から4日連続で12時過ぎだ。

Ryanからメール。近況。愛知の日本語学校に行く計画はやめたらしい。毎回違うことを言ってる気もするが。スチュアードの試験の結果待ちで、前と同じ倉庫のバイトを続けてるそうだ。

PamがHiroに語ったところによれば、「帰国したら大学生になるわけで、メルボルンで安く暮らすにはまたシェアしなきゃいけないとは思うけれど、もうシェアするような年代じゃなくなってきたから、若い人と一緒に住んでやっていけるか不安だわ」、と言ってたんだそうだ。Pamより歳くってる僕の立場は?

うちは大規模マンションの中にあり、隔週行われる古紙リサイクルには相当な古雑誌、古本が出される。そんなわけで、おもしろそうな漫画や雑誌があれば、とりあえず拾ってきてしまう。古本屋の古本でも気持ち悪くて買えない、という友人もいるので、人によっては抵抗あるのかもしらんが、僕は読めれば気にならない。

こないだは、池上遼一の一連のシリーズ(クライング・フリーマンとか傷追い人)をシリーズで拾ってしまった。自分で買うほどの漫画ではないが、学生の時にスピリッツで読んでたので懐かしい。

しかし、読んでるとなぜか違和感が。「笑えるオチがない」のだ。いつのまにか、「魁!クロマティ高校」(わからん人にはさっぱりわからんね。池上遼一似の絵柄のギャグ漫画)にすっかり影響されていたようだ。

川崎で出張の用事を済ませ、帰ろうとしたところ、駅前でカット1000円の床屋(美容室?どっちだ?)を発見した。なんかちょっと怖いけど2Fに上がって入ってみた。自販機でチケットを買うという牛丼屋のようなスタイルで、狭いスペースにずらっと椅子が並んでいる。店員にカード型のチケットを渡して座る。

薄利多売ということで「10分でカットできない注文はお受けできません」とか張り紙があって、僕も特に細かい希望はないので、隣の店員の頭を指して、「あれぐらいで」で済ませてしまった。

ほんとにカットだけで、ちゃんと10分ぐらいで終わった。仕上がりは、まあ恥ずかしいというほどひどくもない。こんなんでいいから、うちの近くにもできないかな。

4日連続で午前様。明日も川崎に出張だ。日曜も仕事しないといけなさそうだし。こんなに働かないと稼げないというのは、無能なのか?

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