とってもナイスガイなフラットメート(笑)としての僕の唯一の欠点が歌である。家事をしている時と風呂に入っている時に、このジャイアニズムが炸裂するわけであるが、今回は風呂について語ろう。
風呂で歌うのは日本の清く正しい伝統だと思っている僕は、風呂に1時間から1時間半入る。それも、とても熱いお湯に肩までつかる、非常に体に悪い風呂だ。風呂場にテレビがついてるような金持ちになるまでは(なるのか? 大体それって金持ちというほどのことか?)、風呂での娯楽は歌だ。本を読んだり酒を飲んだりする人もいるらしいけど。
歌うといっても、そんなたくさんの歌詞を暗記してるはずもなく、これまでは適当に鼻歌になってしまっていた。しかし、最近、この状況を改善するためにいーものを買ってきた。ジッパーで止められるビニールのクリアケースである。歌詞を印刷した紙をこれに入れて、風呂に持ち込むのだ。ご満悦状態。
ちなみに、ジャイアニズムといってもその教義は二つあり、一つは「俺の歌が聞けねーってのかよぉ、のび太ぁ」で、もう一つがあの有名な「おまえのものは俺のもの、俺のものも俺のもの」だ。後者を実践するには僕はちょっといい人すぎるので、とりあえず前者にまい進している次第。