ルームシェアルームメイト

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Hiroが話しかけてきた。日記を読んだらしい。Kikoがずっと帰ってない状態というのにも気づいたようだ。なぜ挨拶もしなくなったかとか、そのへんの理由も聞いたが、直接文句を言わずに壁を叩いたりしたのは悪かった。試験や仕事その他で精神的にまいってたということだ。

今回のこととは無関係に、近いうちに出て行くつもりだとも言う。シェアするのかと聞いたら、一人暮しに戻るという。元々遠い職場までたいへんな思いをして通ってたみたいなので、都心に近いところに越すのはわかる。

HiroはKikoに謝りたいということだ。近いうちに出て行くなら、無理しなくても、と言ったが。Hueyのときもそうだった(HueyのときはHueyの側にもだいぶ問題があったと思うけど)けど、破壊的に関係が悪くなってから謝るパターンの繰り返しだなあ。

「29日は肉の日割引」というだけの理由で、同僚と焼肉屋で宴会。二次会でビリヤード場へ。Raffaele以外と初めてビリヤードをした。「8ボールしかできないんだけど」と言うと、なんじゃそれ、と言われ、日本標準(らしい)9ボールのルールを教えてもらった。

2つの雑誌から取材依頼が来てるけど、どちらも「シェアする女性」というテーマ。うちの女性陣であるKikoにインタヴューできないと始まらない内容だ。しかし、Kikoがここんところフラットに戻ってないので、相談できない。

日曜朝に帰ってきて、まだどっちのフラットメートとも会ってない。すっかり、超ドライなシェアになってしまった。ま、それはそれでありだとは思うけど、釈然としないものはある。

マンションにインターネット接続を入れるための説明会を、近いうちにやるという張り紙がしてあった。専門家としてここは参加し、みんなが騙されて割高なサービスを買わされないようにせねばなるまい。

シンガポール出張の報告書書きで大変だ。報告書といっても、この日記に書いたような内容じゃないよ。それで済むなら楽だが。昼間の展示会で調査した内容のまとめ。今回、いろんな会社の人と話したし、いろんな情報をまとめて情報共有しないと、行った甲斐がない。

夕方寝たから夜中に起きるかと思ったが、普通どおりの時間に目が覚める。自転車置き場へ。自転車を出そうとするが、なんか間隔が狭くて出しにくいなあ、「ん?」よくみると、今出そうとしてるこの自転車、先月盗まれたやつじゃないか! 狭いのは、代わりに使ってる自転車と2台あるからだ。

まったくよくわからんことだが、盗んだ自転車を、丁寧に元の場所に戻しに来たらしい。さびがひどくてボロボロな状態だが。

留守中のメールの問い合わせは2件。あとシェア用の物件を探してる人からの愚痴メール。「外国人お断り」の不動産屋リストも作る必要があるのかなあ。

都議会選挙の結果は自公の勝利だったようだ。僕には小泉や石原がなんで人気があるのかさっぱりわからんが、これでは来月の参議院議員選挙も思いやられるな。

税関を出たのが7時頃。それから電車を乗り継いで、町田に戻ったのが10時すぎ。仕事の資料が重いので、会社に寄ってそれらを置いてくる。ついでにメールのチェック。400通。

途中昼飯を食べて、帰宅。それから近所の小学校に都議会選挙の投票に行く。また家に戻り、荷物を開き、洗濯し、夕方倒れるように寝た。

今朝のビュッフェの新顔は、Nasi Lemak。白ご飯に、大きな干し魚、ナッツと小魚、赤みそ風ソースが並んでいる。いちおう試さないと気がすまないので、一通り取る。この赤いソース、これもまた辛い。ナッツではごはんは進まないなあ。干し魚は、骨が固い。カルシウムは取れそうだが、我が軟弱な顎では他べきれん。

11:00から、テレビでは「ミュージックステーション」をやってた。日本語の放送に、曲名としゃべり(タモリと歌手とのね)は中文字幕。

チェックアウトはぎりぎりの11:50。会社経由の手配なので不明だった値段だが、カードで立て替え払いしたのでやっと判明した。一泊$120(8500円)だった。あまり割り引きされてる感じはしないな。

とりあえずタクシーで空港に。どうせ移動一回分は会社持ちだ。この際このばか重い荷物を先に運んでしまおう。

最後にして初めて、話好きな、というかそこそこ英語のしゃべれるドライバーと会った。中国系の中年のおじさん。彼の英語も片言ではあるが。第二ターミナルというと、日本人か? どうしてJALじゃなくSQに乗るんだ? と聞くので、「SQのサービスの良さは世界中で有名だし、僕はJAL好きじゃないんだ」と答えた。シンガポールの印象とか聞かれたので、おいしくて、緑豊かな国と答えておいた。おべっかじゃなくて。カトンラクサがおいしかったというと、彼もカトンに住んでいるそうで、「あなたのいたホテルの裏側にとてもおいしい店があるよ」と言う。そうそう、そこで食べたんです。地元の人もすすめる店だったということでまた満足。

空港に呼びつけた$3と、空港特別料金の$2が入ったので$13と高め。2Fの手荷物預かり所でガーメントバッグを預ける。24時間以内で$3.09。

第二ターミナルのスーパーマーケットをチェック。第一ターミナルとあまり変わらない内容。と、スーパーマーケットの右側の通路から、ピンクのビニール袋を持って歩いてくる空港職員を発見。職員食堂はこの先だ!

しかし、その通路を行っても、分岐もしてるし食堂らしいものが見つからない。何回か、奥に歩いていく人をつけてみた(怪しいね、どうにも)が、駐車場やゴミ捨て場に連れていかれたりで、はずればかり。そんなこんなで30分ぐらい、待ち伏せしたり尾行したり張り込みしたりがんばったが、奥にあるエレベーターからピンクの袋を持った人が出てきてしまった。食堂は別の(どこだかさっぱりわからない)階にあったようだ。

調査は徒労に終わった。もうだめ。無料モノレールで第一ターミナルへ移動して、こちらの食堂で負け犬の食事を取る。Woh Huatという店で、Prawn Me Dry(えびそばドライ)を食べる。ドライとスープとあったが、ドライといっても下のほうにはあまずっぱいスープが入っている。だしが効いていてうまい。$2.5のほうを頼んだが、これは人によってはおやつサイズかもしれない。具は、えび、フィッシュケーキ、もやし、青菜。

第二ターミナルの職員食堂については、次シンガポールに来た時までの宿題だ。

フライトまでまだ10時間以上ある。一旦街に行こう。地下からバスに乗る。空港からのバスは、24,27,34,36,53,506。Orchid Rd.が行き先に入ってるバスということで、36番を選んでみた。料金はmaxの$1.4。15:30ぐらいか。とても混んでたので一台パスして、次ので座る。36番は、見覚えのあるMarine Parade Rd.を通り、橋を渡り、シンガポール中心部へ。このへんで地図を開き、ホテルとか博物館とか確認していく、途中、海のそばの公園では、ドラゴンボートレースをやってた。いや、やってるようだった。レースまでは見えなかったが、たいへんな人出だった。やがて、バスはOrchid Rd.より一本西の道を入っていって、高島屋の裏手が見えてきたので、バスを降りる。空港からここまで、4,50分ぐらいかな。

高島屋のZippo売り場へ。仕事の電話のついでに、部長からZippoの相場を聞いたので、高島屋の値段は普通だとわかっている。自分は吸わないのでライターなんかなんの意味もないんだが。。。店員を呼んでこれをくれというと、鍵でケースを開けて、指したZippoをケースごとこちらに渡し、「ここまっすぐ行って右曲がったらcashがあるから、そこで払って」といい持ち場に戻っていった。客を信用してるなあ。cashに向かう間、こんなことで大丈夫かいな、人が良すぎるぞ、と思ったが、さすが正直者の国だ。

デパート内の休憩所は一つの椅子も空いてない。高島屋の表に出て、そのへんの壁の上に座る。ノートPCを出して、cheez-it(デジカメ)の写真を吸い上げる。ちょうど、Orchid Rd.の向かい側で、Cheez-it babeという新製品のキャンペーンをしてるようで、大音響で説明していた。

Orchid Rd.の向かい側に渡り、東に歩いていく。屋台のアイスクリーム屋が多い。暑いから大人気だ。カップとコーンもあるけど、食パンというのもある。なぜかピンクや緑のまだら模様にされた食パンを半分に折り曲げて、半球のアイスを4,5個載せてくれる。これを$1.00で買った。食べながら歩く。とけたアイスが食パンに吸収されて垂れてこないので、以外といいかも。

歩き疲れたところでバスに乗る。やはり昨晩のVCD屋のある、Parkway Paradeショッピングセンターに戻ろう。14番のバスを待つ。来た14番は2階建てだった。チケットは勘で$1.10にしたが、後で調べたらぴったりだった。2階建てバスもよく見てはいたが、自分の乗るのが2階建てなのは初めて。当然2階の前のほうに座る。ここから、走るにしたがって、ラッフルズやウェステインなどのホテルを見ることができた。

ホテル裏手で降りる。お勧めリストにあったKaton Bakeryで、サンバルバンと書いてあるパン$0.50と、月餅3個$2.20を買う。月餅はフラットメートへのお土産。サンバルバンは、オレンジ色のおかかみたいなものが入ったパンだった。まずくはないが、これも辛い。隣のジュース屋で、Passion Fruit Tea $1.70を買って、飲みながら歩く。このジュース屋、プラスチックのコップに、プラスチックで密閉するフタを張る機械を持ってる。このフタもカラフルなので、出てくるジュースカップはコンビニで売ってる商品のようなきちんとした感じになるのが面白い。

Parkway ParadeショッピングセンターのVCD屋。日本のドラマVCDが並んでいる店だ。なにか一つ買っていくとしよう。売ってたタイトルで覚えてるのは以下。「おやじぃ」「ロシナンテなんたら」「ビーチボーイズ」「ロンバケ」「伝説の教師」「ラブコンプレックス」「救急病棟」「殴る女」「バスストップ」「神様もう少しだけ」「女子アナ」「お仕事です」「恋の奇跡」「ショムニ」だいたいビデオCD8枚組み(!)ぐらいで、値段は$15(1200円)前後。全話入ってこれだから、べらぼうに安い気がする。DVDじゃないから画質はそれなり(VHSビデオ並らしい)だろうけど。パッケージがちゃんとしてるから海賊版ではないと思うんだが。結局、$12.90で「振りかえれば奴がいる」8枚組みセットを購入。日語音声+中文字幕だ。こんなものが売っていると知ってたら、日本にいる間に「通しで見たい過去のドラマ」をリストアップしておくんだった。

なんと、昨晩の場所のVCD屋台が4軒に! “Buy three, get one free”は「買三送一」と言うのか、中国語では。覚えている限りでは、こんなものを売っていた。「ハムナプトラ2」「頭文字D」「ショコラ」「ピアースブロスナンの最新作」「中国系らしい映画」よく見ると、パッケージには「中文字幕」「malay subtitle」とある。英語音声ならなんとかなるだろう。でも買ったかどうかは ひ・み・つ(はあと)。

この時点で小銭もほとんどなくなり、$15.07。もう空港に向かおうかと思ったが、そのへんの人に時間を聞くと19:40。もうちょっと時間あるな。ショッピングセンターの中へ。スターバックスは$2〜$4。100円ショップならぬ「$1.99ショップ」というのがあった。

ショッピングセンターの中のフードセンター。ライス+肉1+野菜1で$3.00という店で、肉はビーフ+じゃがいも+しいたけの煮込み、野菜はカリフラワー+ねぎいため、という組み合わせで食事。そろそろ頃合かとバス停に行き36番を待つが、これが30分ほど来ず、別方向のバスばかり来るのであせった。

チェックインは22:15。離陸一時間前。パスポート、チケット、マイレージカードを渡してチェックイン。端末をしばし叩いた後、どこかに電話しはじめたので、「何か問題でも?」と聞くと、「席がありません」と言う。なにぃ。「今調整してますからちょっと待ってください」と電話の向こうの返事を待ち、結局空きがあったという。ボーディングパスを見せて、「Bの席なので真ん中ですが、いい席ですよ」という。真ん中でもいい席?

もうちょっと遅く来たら、無料ホテル+翌日ビジネスクラスだったかなあ、などと不埒なことを考えつつ先へ。「搭乗は22:15。もう過ぎてます。すぐゲートへ行ってください」と脅すので、まっすぐ搭乗ゲートへ。しかし行ってみるとまだまだの様子。ここでは搭乗ゲートごとに金属探知機があって、個別にチェックしてるようだ。

金属探知機も並んでる状態だったので、ちょっと戻ってWHSmithに。残金$3.34から、冷蔵庫につけるジョークマグネットを$2.60で購入。ジョークを一つずつ解釈してる暇はなく、どうせ冷蔵庫につけるからということで、”Fridge picker wears bigger nickers.”というのを選んだ。これで残り74セント。さらにもう少し戻って、寄付ボックスに54セント入れて、20シンガポールセント硬貨を自分のお土産にした。安上がりなやつだ。

飛行機に乗ったら、非常口席、つまりフライトアテンダントの向かいの席だった。なるほどこれなら真ん中の席でもそんなに悪くない。

左の窓側席は白人男性、右の通路側は日本人男性? 話をしてみると、右の男性はシンガポール人だった。あのSun社の社員で、東京で講師しに行くという。左の白人男性は横浜在住のオーストラリア人で、日本語ペラペラ。もう日本には長く、仕事で東南アジア地区での海老養殖ビジネスの交渉をしに来てたそうだ。

映画一本目、American Beauty。すいません。アカデミー賞らしいですが、何が面白いのかわかりませんでした。映画の途中で、軽く夜食。映画が終わったらたまらず寝てしまった。02:00頃か。

「朝食〜、朝食〜」と叩き起こされる。なに、もう朝なの? とテレビモニタの時計を見ると、まだ朝4時。かんべんしてくれ。とは思ったが、くれるものは食べてしまう貧乏人のサガ。パンか寿司かということで寿司、寿司とはいっても、いなりと太巻きだが。

そのまま映画二本目。途中からだが。Erin Brockovich。ま、普通というところでしょうか。映画終わってから一時間ぐらい、寝ようと思ったが眠れず。朝7時前に着陸。

起床。食事を終えて戻り、シャワー。

裏手のEast Coast Rd.にでる。雨だ。それも強め。小走りに屋根のあるバス停まで行き、タクシーを拾う。

(午前中の仕事)

昼食はExpo Hallで。初日のようなばか高い弁当ではなく、2階にある食堂へ。やはり紙製のクーポンを最初に買うシステム。7つの店が席の回りに並んでいて、シンガポール、タイ、日本、マレー/インドネシア、インド、ヨーロッパの各料理と、デザートだ。それぞれに行列ができている。街中での値段よりは高いものの、弁当の12$よりは安い。

マレー/インドネシア料理に並び、メニューのnoodlesの欄からMe Sotoを注文した。でてきたのは、麺ともやしを茹でたものに、鶏肉が乗り、透明なスープがかかった、さっぱりした料理だった。4.5$。

ちなみに、行列が一番長かったのはシンガポール料理、短かったのは日本料理だった。日本料理はかなり高かった。うどんが6$とか。

(午後の仕事)

集めたパンフレットも重いし、足も痛い。最終日にして、初めてタクシーで帰ることにした。

ホテルに帰り、荷物を置く。6時半ぐらいか。今晩は、Katon Shoping Centre1階のDelicious Boneless Chicken Riceに行く。1階は半地下で、いつものようにテーブルが真ん中にたくさんあり、まわりを色んな種類の屋台風食堂が囲んでいる。ネットで得た情報にある看板が見つからないと思ったら、ポップな看板に変わっていた。儲かってるのかな。

3人ほど並んでいる。おばさんに「チキンライス?」と聞かれたのでうなずく。$4か5$、というので、どう違うのと聞くと、量が違うという。一人だとどっちがいいかな、と聞いたけど伝わらなかった。$4のやつ。焼いたのと蒸したの
の二つからは、蒸したのを選んだ。チキンライスはやはり見た目はただの白いご飯。チキンは蒸したのを切ったもので、下にレタスと薄切りキュウリ、上に千切りにした大根と揚げカスがかかり、たれがかかっている。あとスープがついてて、これはにんじんと、こっちは骨つきの鶏肉が入っている。量は十分。味も良かった。小さい皿に、トマトの中身のようにも見える真っ赤なものが入れてついてたが、ひとなめすると猛烈に辛かった。お好みでかけろということか。

食後、East Coast Rd.を東に散歩、Joo Chiat Rd.で左に曲がり北へちょっと歩く。左手に床屋(美容院?)発見。看板には「男女美髪」と書いてある。暑苦しいし切ってもらうか。

表のガラスに書いてある料金表を見ると、カット$10、Wash$10、足マッサージ$20。散髪と足マッサージがセットになっているのか。店に入る。椅子は6脚で、客は1人。

カットか? というのでそうだと答える。ちょと待たされる。白い制服を来たおねえさんが出てきた。指された椅子に座る。洗わなくていいのか? と片言の英語で聞かれたが、すぐそこがホテルだし、いいと言った。

どうする? と言うので、「短く」と言う。「どれぐらい?」と言ってるんだと思うが、「かなり短くしてもいいよ」と英語で言っても伝わらない。まあどんなんでもいいからまかせるよ、というのを伝えた(つもり)。

「ちゃんと日本人みたいにしてあげるから」みたいに言うので、「なんで日本人だってわかったの?」と聞いたが、「だって、日本人でしょう?」と言われるのみ。どうせならシンガポールで流行ってるスタイルに切ってくれるといいみやげになるんだが。

途中、耳のあたりの髪を持って、「ケーノ?ケーノ?」と言われる。なんだ「ケーノ」って。「すいません、その言葉はわかりません」と言うが、それでも「ケーノ?」を繰り返す。そこでわかった。”OK? No?”と言ってるんだ。それなら”Yes or No?”だろう、と思ったが、これもシングリッシュか? 何か耳の周りの髪の処理を「していいか? 悪いか?」と聞いていたようだ。でもそれが何か、わからなかったので、どうしようもなかったが。

結局、長すぎる状態だったのがちょっと切りそろえられた程度、あまり変化がなく無難に収められてしまった感じだ。$10(720円)払って店を出るときにはもう閉店のようだった。(20:30)

ホテルの方向に戻る。途中、Roxy Squareというショッピングセンターの中を通って、Parkway Paradeショッピングセンターへ。

買い物通りの入り口の広場あたりで、VCD露店が出ていた。15才と10才くらいの浅黒い少年(マレー系?)が、簡単な天板の上に、CDサイズのプラスチックバッグを並べている。VCD映画らしい。「テンダラテンダラ」 10ドル、と言ってるんだね。なんかお経を唱えてるようだ。映画のタイトルだが、「Tomb Raider」「Swordfish」など、まさに今映画館で公開中(というのは、ホテルで見たテレビのCMでよくやってるのでわかる)の映画が、なぜか(笑)VCDとして売られている。

ショッピングセンターをぶらぶらする。公文式の教室を結構見かける。この国は教育熱心でも有名だ。子供の学習用PCソフトを専門に売ってる店もあった。

デザートとジュースを売る店では、どれも$2,3ドルする。下手すると食事より高い。氷水とかプリン、タピオカ系などが多い。あんこも人気のようで、あんみつのようなものもある。

メイド斡旋所がそこここにあるのも日本と違うか。フィリピン人やインドネシア人のメイドを、現地(マカオやジャカルタ)の訓練校で訓練して、金持ちのシンガポール人に紹介する商売のようだ。メイド服(というのか?)を着た女性が、料理を作ったり車を洗ったり(そんなこともさせるのか)している写真が店頭に貼ってある。

ペット屋は、犬猫がいない。そういえば、街中でも野良猫は見るが、犬の散歩をあまりみない。狭いところに密集して住んでいるので、金持ちでなければ犬は難しいのかもしれない。小鳥と魚がメインで、うさぎやねずみもちょっと売っているという程度か。

何も買わなかったけど、表玄関からホテルに帰る。就寝

いつもどおり起床。East Coast Rd.のこぎれいなパン屋であんぱんを買い、そこからタクシーで展示会会場へ。あんぱんは日本独自の食べ物だと思っていたので不思議だったが、ガイドブックによれば、戦前に日本軍が持ちこんだもので、広くシンガポールで受け入れられたそうだ。今日は昼はこのあんぱんで済ませた。一日中、いろんな製品を調査してまわる。

(昼は仕事。展示会場を一日中歩き回り、情報収集)

今日も地下鉄+バスでホテルの裏手まで帰る。

昨晩のカトンラクサより2件西、角にあるガラスケースの中に10種類ぐらいのおかずを並べてるスタイルの店で、屋台の上の写真に”MUTON なんたら”とあるので、そう頼んだが、通じてくれない。店のおねえさんに表に出てきてもらって、写真を指して注文した。ライス+マトンなんとか+青菜炒めで$2。僕は羊がけっこう好きなんだが、このMUTONなんたらはカレーだった。黄色とオレンジの中間ぐらいの色で、ざく切りの羊肉がたっぷり。辛いけどうまかった。

ホテルに戻る。冷房の効いた部屋で、ベッドに寝そべりテレビ鑑賞。中国語音声+英語字幕のドラマをやっていた。侠骨仁心という、若い医者達をメインにしたラブストーリー。ERから手術シーンを抜いて惚れた腫れたを入れたようなドラマだ。中国語圏だろうけど、どこ製かは不明。毎晩やってるので人気もあるのだろうし、実際楽しめた。

旅行会社の「香港旅行」のCMが面白かった。女の子のグループが、香港に行って、”shopping-eating-shopping-eating”、マッサージかなんかでリラックスしたら、また”shopping-eating-shopping-eating”。香港は楽しいよ、というものなんだけど、これって僕から見たらまさにシンガポール旅行のイメージで、なんでわざわざシンガポールから香港に行く必要があるのかとも思ったが。

朝、自動モーニングコールで起床。7:49
ビュッフェのメニューはほとんど変化なし。

10:00 滞在中に一度訪問することになっている、うちの会社の支社電話。今から行っても良いかと聞く。いいらしい。「誰かローカルを迎えに行かせましょう」と言われたが、あわてて断る。

昨日の経験から、ホテルの前にタクシーを呼ぶだけで3ドル取られるとわかったので、裏手のEast Coast Rd.に出て流しのタクシーを拾う。タクシーの運転手に住所を告げたが、中国系初老の運転手に通じない。結局住所を書いた紙を見せた。どう発音が違っていたのか。今日の運転手も、英語は通じないようだ。15分ほど北に走って、工場地帯の中にある支社に到着。

(仕事)

支社長は午後から打ち合わせがあるとのこと。昼でもどうですか、と誘われたので応じる。車でOrchid Rd.の高島屋に連れていってもらった。中華料理の店で麺と点心。写真入りのメニューを見て注文用紙にチェックをする方式で、日本人観光客でもこれなら大丈夫、って感じの店。日本語を話してる客もいた。スープは日本にない味と匂い。おいしかった。ここはおごってもらったが、一人あたり$15ぐらいだった。日本と変わらない値段だ。

支社長とは高島屋で別れ、一階のinformationへ。部長命令のZippoがどこに売ってるか聞き、3階の紳士服売り場へ。シンガポールの文字とマーライオンの刻印があるやつを指すと、36$だという。「税金は?」と聞いたら、「今セール中で20%オフだ。税金分なんてたいしたことないだろう」と言う。なるほど。でも、Zippoの相場が良くわからないのと、なんといっても高島屋なので、他を見てみようと思い、「後でまたくるよ」と言って去る。

MRTのOrchid Rd.駅からMRTに乗り、南へ。City Hall駅で東行きに乗り換え、Paya Lebar駅で降りる。40番のバスに乗って、Katon Shopping Centreへ。ショッピングセンターに入り、Zippo売ってないか聞くと、地下だというので、地下の店を回る。こっちのショッピングセンターは、ほんと庶民的な、悪く言えばさびれた感じ。それらしい雑貨屋を見つけ、Zippoがないか聞いたが、100円ライターしかない。店主のおじさんはかなりブロークンな英語で、日本人か、前に伊藤忠と丸紅の仕事をしてたことがあるよ、観光か、とか色々聞かれた。Zippoに話を戻すと、Parkway Paradeとかで探したほうがいいだろう、と言った。お礼というわけでもないが、ポストカードを売ってたので、3枚購入(1.5$)

一旦部屋に戻る。部屋の掃除中だったようで、メイド(中国系のおばさん)に、あなたの部屋を今から掃除するから、10分待ってくれと言われた。10分待って部屋に入る。もう3時過ぎだ。今からExpo Hallに行っても時間が少ないなあ。腰も痛いし。とごろごろする。部長も一日ぐらいサボってもいいぞ、と言ってくれてたし、この3時間は展示会に戻らないことにしよう。

ホテルの表側から出て、歩道橋を渡り、Parkway Paradeへむかう。歩道橋を降りたところで、ビデオCD(VCD)屋を発見。前面に、日本のドラマのVCDが大量に並べてある。ほとんどが日本語音声に中文字幕のようだ。NTSC/PALと書いてあるので、日本のテレビでも映りそう。驚いたのは値段で、全話入り8毎セットとかで16$(1200円)とかだ。許可を受けた正規品のように見えるが。全話でこの値段なら、何か買おうかなあとも思ったが、どのドラマがいいかという情報が不足していて決められなかった。ロンバケとかGTOとか、ここ数年で流行ったドラマはあらかたある

その先に伊勢丹があり、ここでもZippoを見つけたが、シンガポール的なZippoは一個もなく、値段も$30-$40ぐらいと高かった。伊勢丹の向こうが、Parkway Paradeだ。ここでは結局、Zippoは見つからなかった。

5時くらいか。タクシー乗り場からタクシーに乗って、シムリムスクウェア。こんどは一発で通じた。海沿いを西に走っていくと、初めてのラウンドアバウトと遭遇した。横断歩道とか2階建てバスとか道路脇の線とかやたらな一方通行とか、いろんなことが英国風なのに、ラウンドアバウトだけはないなあと思ってたが、少しはあるのかな。

シムリムスクウェアは、6階建て。秋葉のラジオ会館みたいなところ。エレベーターで最上階にあがり、一階ずつチェックだ。しかし、期待していたあやしい店がまったくない。古い情報(1997年。ネットで発見)では、違法コピーらしきゲームや映画を売る店がそこここにあるという話だったが、やはり最近はどこでも取り締まりが厳しいのだろうか。各階は二重の輪のようになってて、エレベーターやエスカレーターのある内側の輪は流行ってるが、外側の輪は閉まっててやってないとこも多かった。健全な店ばかりで、値段もさして安くもなかった。さっきのようなVCD屋は2,3軒あったが。

シムリムスクウェアからちょっと東へ歩き、MRTのBugis駅へ。東行きに乗ってPaya Lebar、バスでカトンに戻る。40番のバスがあまり来ないなあと思いつつ観察してたが、ほかの二つのバスも、一本南の通りだが通っているようで、ホテルの正面玄関から帰るにはこっちでもよさそうだ。

Katon Shopping Centreで降り、ホテルの向かいまで歩く。カトンラクサの店のとこまで歩いたら、なんとここにもバス停があったよ。こんな近いのに。最初からここで降りればよかった。本家のほう(とネットでは紹介されてた)の店、4軒ほど共同でやってるところの奥で、カトンラクサなるものを頼む。3$,4$,5$と書いてあるが、よくわからない。指を一本たててうなずいたら、そのへんの席に座れといわれた。若い兄さんが、前の客の分を調理してる。ビーフンが入ったどんぶりに、深鍋のスープをかけ、それを押さえてスープを鍋に戻し、というのを数回やってるようだ。

しばし席で待つ。おばさんが運んできた。5$紙幣を渡すと2$紙幣のおつりを持ってきてくれた。

さてカトンラクサ。ここカトンの名物ということだが、短く切ったビーフンに、オレンジ色のスープがかかっている。具は、エビ、イカ、なんだかわからないがたぶん貝、で、あと真っ赤な味噌みたいのが乗ってた。赤いのはちょっと試すとやはり辛かったので、なるべくまぜずに残した。レンゲがついてきたので、これで食べる。味だが、とにかく濃厚で、うまい。赤いのを混ぜなくても、ちょっと辛めか。エビもいいが、謎の貝がうまい。また、スープ中にういてるプツプツしたもの(蟹味噌?)もおいしい。

道に面したほうの店では、いろんなふかし饅頭を売ってたので、「甘いやつはどれ?」ときいてあんまんを購入。50セント。口が辛くなってたので、これもうまかった。

歩道橋を渡る。ここで、昨日見つけて気になってた「温泉」を、やはりチェックせねばなるまい、腰の痛みにも効くかも、ということで入り口を探す。これもショッピングセンターのようだが、この温泉への入り口はドアを通って階段をあがり、駐車場の奥というわかりにくいところだった。

この秘密めいた店構えといい、なんか豪華な玄関といい、いわゆるエッチなところじゃないだろうなあ、と心配になる。中のフロントの女性二人が怪訝そうにしてるので、とりあえず入る。カウンターの上のパンフレットを取って、「まずこれを読ませてくれ」と言って読む。変な客だ。片方が説明をはじめた「スパ、サウナ、マッサージつきで59$です」ええと、70かけて、4200円? 奥から若い男性が出てきた。物腰の柔らかい感じで、説明をする。といっても説明の内容は変わらないんだけど。

「ええと、僕はシンガポールに公衆浴場があるとは知らなかったんだけど、中国系の人は公衆浴場に入らないと思ってたんで。日本での作法しか知らないから、もしなにか知らないことがあったら教えてほしいんだけど」われながら混乱している。知らないことが何か、相手が知ってるわけがない。まあいいから入れ、と言われ、奥に入っていく。この男性がついてきてくれて、更衣室へ。短パンを渡され、これに着替えて風呂に入るなり、サウナに入るなりしてくれ、と。マッサージの時間になったら呼ぶから。と。

30分ほど浴槽とサウナを堪能する。やっぱ風呂はいいねえ。短パンを履いてるところが日本とは違うけど。タオルの番をしているおじいさんに、体を拭いて、このガウンを着て、向こうの食堂に行けと言われる、というか、身振り手振りと中国語で指示される。その食堂とやらに行くと、テーブルと椅子が並べられ、ガウン姿の人がたくさん、くつろいでテレビを観たり雑談したりしている。ここでは飲物も、食べ物もタダだという。サンドイッチとか、麺とか色々あるよ、と言われたが、さっき食べたばかりで何も入らない。中国茶をもらった。

お茶を飲んだところで、最初の男性が来て、時間だという。ベッドが3つ並んだ部屋へ案内される。ひとつはマッサージ中。真ん中のベッドで横になる。しばらくすると、若い女性が来て、ガウンは脱いで、うつぶせになれという。ベッドには顔のところに穴が開いてる。うつぶせになってその穴に顔を乗せると、肩や足にタオルをかけられ、「踏んでもいいか?」と聞かれた。「ええ」というと、まず肩あたりから上に乗られ、踏まれた。足踏みマッサージというやつか。わざわざ許可を求められたのは、宗教的に踏んじゃいけない人とかいるから?

手、足、腰、と進み、仰向けになって手や足、最後は置きあがって首や背中。ところどころ、めちゃくちゃ痛かった。足とか手とかを、本来曲がらない方向にぐきっ、と動かされたりする。「だいぶtiredですね」といわれた。そっか。マッサージなんてはじめてだもんな。常々、こんなのをしてほしくなったらもう歳だろうと思ってたが、やっぱ歳か?

薄暗くてよく見えないが、マレー系?らしいこの女性に礼を言ってさっきの飲食部屋に戻る。わからなかったので、「マッサージが終わってもここに居ていいの?」と聞いたら、閉店の11時まで、いくらでもいていいという。食べ物はどうだ、といわれたが、おなかいっぱいで入らん。こんどはホットで中国茶をもらい、そのへんの英字新聞を読む。15分ほど読んだが、他のまわりの人たちみたいにグループできてお喋りとかしてないとつまんないな。更衣室に戻り、着替え、フロントへ。最初の男性が居て、「どうでした?」と聞かれる。「すごく良かった」と答える。「なにか食べられました」の問いには、「いや、ちょうど食べたばかりだったので。これもわかってなかったことの一つでした」というと、「じゃあ、ぜひこんどは食事も試してください」という。料金は59$。税込みだったようだ。

他のものに比べ、ちょっと高いかとも思うけど、食事とか映画室(これは出たあと、部屋に戻ってパンフレットを見ててはじめて気づいた)を使って長時間滞在すれば、安いのかも。結局、日本の健康ランドみたいなところと同じようなものだったということだ。

マッサージが腰に効いたか、というと効いたような効かないような。ただの風呂がもっと安くあるといいんだけどな。

部屋に戻る。10時過ぎ。テレビを見ながら日記を書いたり、洗濯をしたり。X-Files、不明、Third Rock from the Sun, NYPD Blue、幽々白書、など、輸入物の番組だらけだ。特に英米のもの。中国語字幕とかマレー語字幕とか入ってるが、シトコム好きにはたまらんところだなあ。

自動モーニングコールをセットして12時に就寝。明日はちゃんと展示会場に行って、協力他社の人達に顔みせしておかないと、遊びに来てるのかと思われてしまう。

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