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起床。再来週からシェアメイト募集広告を出したいので、FAXで原稿を送る。7:20 車で家を出発。本人は余裕を持った出発のつもり。しかし16号は大渋滞。甘かった〜。8:30 まだ下川井。飛行機乗れないかも。 9:10 狩場 もう泣きそうだ(笑) 10:20 3時間かけて千葉に入った。しかしここからはあっという間。よかった。駐車場はアラジン 固定式 5日で4200円。11:10 アラジン送迎バス発。

11:15 チェックイン。空港のCD屋で、SMAPの014を買う。Sinさんへ。何が日本で流行ってるかはようわからんが、ちょうどあたらしそうだし、知ってるいい曲も入ってる。Karlには迷ったが、日本酒にする。免税店にするか迷ったが、後で見たら免税店にはすごく高い酒しか置いてなかった。郵便局から英字誌あてに広告料を送金。必要そうな額を超える金をATMで預入れ。ソウルが危険なとこだとは思わないが、ねんのため。定刻に搭乗。

初めてのKE。機内食。白身魚の煮たのとごはん。デザートは貝の形のベルギーチョコ。どちらもおいしかった。オレンジジュースが缶で出てきたのは初めてでびっくり。それ以外は特に大韓航空だからどう、という違いはなかった。しかし、2時間で食事を出すのは大変だろうなあ。

キンポ空港着。入国審査と税関用の用紙を機内でもらってなかったので、その場で記入。宿泊地未定だったが、こういう場合何でもいいから書いといたほうが無難。ネットで調べた安宿のうち一つを書いておく。

搭乗ゲートを出る。すぐに出られるのが軽装のいいところ。Rent a phoneのカウンター3つをまわり、パンフレットを比較。2つはPHSらしいが、謎なのはいわゆるケータイよりPHSのほうが通話料が3倍高いこと。ここでは電磁波の心配は5日間ということで忘れ、安いケータイにする。店員の女の子に英語で話しかけたら達者な日本語で返してきた。

続いて銀行で両替。helloといって2万円差し出すと、男の行員は「パスポートをお願いします」とこれも日本語。レンタル携帯屋からいきなり携帯に電話。クレジットカードを返してもらってなかった。我ながら不注意なやつ。もっと緊張感を持たんかい。さっきの女の子にカードを返してもらい、顔を見合わせて苦笑い。

とりあえず、地下鉄で都心に移動するか。駅は、着いた第2ターミナルと第1ターミナルの真ん中。動く歩道でひたすら下る。人はまばら。切符の自販機を見つけた。でも1000W札までしか受け付けない。informationのおじいさんに英語で聞くと、またしても日本語。しかもかなり流暢。そこまでの年には見えなかったが。なんだ、人のいる売り場が反対側にあった。この後も、切符の自販機があっても、基本的に窓口でも人が売っているということがわかった。自販機が使えない人は電車に乗れない、というのは東京の特徴だったのか。「チョンノサングワ」と言って購入。一語なのでなんとか通じたか。4,50分乗るだろうに、70円は安い。

そういえば、車が右側なら電車も右か。思ってたのと反対の方向から来たのであせった。英語の路線図で方向を確認して乗る。地下鉄車両内部の印象はほとんど同じ。中吊りがないぐらいか。携帯が鳴った人がこそこそ話するのも同じ。アナウンスはぜんぜん聞き取れないけど、電光掲示板がハングルと英語を交互に表示する(これも日本と同じ)のでこれを見てればOK。ホームの人は全員降りないうちに乗り込んでくるけど、これは大阪とかもそうらしいし。ホームはほんとに深いところにあるようで、エスカレーターを乗り継いで地上へ。

仁宗洞をぶらぶら歩く。にぎやかといっても、それほどたいしたこともない。プリントアウトしておいた格安宿リストを片手に旅館を見てまわる。どれも、外から見てもぼろぼろで、確かに安そう。意を決して、Kwan-Hun荘旅館に入る。出てきた兄ちゃんに部屋はあるか聞くと、2階に連れて行かれ、202号室を見せられた。すごい安普請だが、テレビも風呂もシャワーもある。一泊25000W(2500円)というので、とりあえず2泊50000W払う。お盆に、ヤクルトのようなのを2本と、小ペットボトルに水を持ってきた。しかし、水のほうはフタに開けた跡がある。つめかえてるようだ。ソウルは水道水OKだと思うが、一応これは飲まないことにした。ヤクルト風はすぐ飲んだ。兄ちゃんはそのまま去ろうとするので、鍵はないのか聞いたが、要領を得ない。英語も片言しかわからないようだ。彼がいつも玄関にいるから大丈夫、みたいなことを言っているようだ。部屋の使い方とかも一切説明しないし、拍子抜けだ。

ベッドに座り、さっそくKarlに電話。このKarlは、僕のソウル行きを知った友人Mさんがパリに遊びに行くとき、NEXでたまたま隣に座ったことから、メールアドレスを聞いておいてくれた、横浜に出張してた韓国人。出た。どうも、彼の教えてくれた電話は会社の電話だったらしい。どうりで日本から夜かけてもいつも居なかったわけだ。

地図を片手に彼の指示を聞き、地下鉄1号線でDaeJongへ、そこからタクシー。英語でビル名を伝えると、運ちゃんに「どこから来た?」と聞かれた。Japanだと答える。「そのビルで韓国人の友人が働いてるので、会いに行くのだ」というと、そうかそうかとうなずいた。メータは初乗りのまま到着。1300W。130円だ。これも安い。

Karlの勤務地は、漢江の中州に建つ63階だてのビル。後で聞いたがソウルで最も高いらしい。タクシーが着いた側は地下で、商店街や映画館。1Fの立派な受付でもういっかい電話。5分でくるとのこと。現れたKarlは、意外にもラフな格好。どっちが姓か聞いたが、Karlは外国人向けのあだ名みたいなものらしい。akkyと同じだ。何が食べたいというので、普段君の食べてるものがいいという。歩いて移動するらしい。豚肉は好きかと聞かれる。

一番お薦めの豚焼肉の店は、並んでて入れそうにない。次にいいところというので、ビルの2Fの店に入ってプルコギを頼む。プルコギは初めて。野菜に巻くが、乗せるものが大量に出てくる。赤いのが多いけど。プルコギのたまった汁がうまい。生のカニをなんとか醤につけこんだものもおいしい。

食事しながら、お互いの自己紹介や、最近の仕事、僕らを引き合わせた謎の人妻Mさんとは何者なのか?など、いろいろ楽しく話すことができた。年も同じなら職種も類似の二人なのだ。事情により当分あかせないが、似たもの同士、いろいろ面白い話もあった。つけあわせ類が大量に残ってしまったが、そういうものだという。食べられないほどの量を並べるというのは、無駄なのはわかってるけど、習慣としてみんながやめられないのだという。この後も、食事ごとに大量のおまけがついてきて、食べきるということがなかった。それでも以前より少なくなっているということだが。プルコギコースは二人で23000W。

近くの喫茶店に移って話の続き。家にはDSLが引かれてて高速にネットにアクセスできるという。さすが韓国。今は別の言語だが、本職はC++だという。

22:00 喫茶店を出る。駅まで10分だけど歩くかタクシーかと言われ、歩こうと言った。駅から電車で1時間ほどかけて帰るらしい。明日の晩もいっしょに飯を食おうということになった。彼の同僚も連れてくるという。30分ほどで旅館に到着。兄ちゃんは玄関奥の自分の部屋で横になっており、”Good night”だと。部屋の鍵はしまってない。まあ大事なものはみんな持ち歩いてるからいいけど。

23:00 そうだ、テレビをチェックしよう。チャンネル式のテレビ。12チャンネル全部映る。囲碁、ドラマ、朝ナマ風、のど自慢風、スマスマ風、アサヤン風などの他に、有線カラオケ(画面は静止画で、音楽だけ流れてる)、ゲーム番組があった。ゲーム番組は、二人の少年がつないだパソコンで対戦している様子を映している。解説者がそれを説明したりしているようだ。これが噂のプロゲーマーなのか?

寝る前に、旅行中の日課、洗濯をする。「そんな荷物で着替えは足りるの?」という日記読者からのメールがあったが、毎日洗濯するのだ。必ず洗濯できれば、着ているものと着てないものの二セットで大丈夫だが、余裕を持たせるための三セットである。小袋に入った洗剤を持ってきたけど、風呂についてる石鹸で十分だった。

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