結果が出なければ解雇する。会社というのは儲けてなんぼだから、あたりまえのことではあるが、アメリカではそれが日常茶飯事でよくある光景なわけだ。
これまで働きがいまひとつだった部下と、話し合いをして目標を再設定させて、その第一段階の結果を待っていた。だが、どうも達成できそうにないと思ったのだろう、こちらがアクションを起す前に、自分から辞めてしまった。
全般的に景気が悪くて回復しないので、うちに限らず予算はタイトになっていく。今回の彼も、会社が絶好調なら居られたのかもしれないが。アメリカで就職した以上、自分にも充分起こりうる話だ。ベンチャーに来たからにはある程度覚悟はしている。