前の部下 Evan が、JavaOne という技術カンファレンスに参加するためサンフランシスコに来ていたので、晩飯を食う。僕もこの JavaOne はすごく行きたかったんだが、今の業務とは直接関係ないし、うちの会社が行かせてくれるわけもなし。休んで自腹で行こうかとも考えたけど、参加費が千ドルちかくするからなあ。
その後、映画「ファーレンハイト9/11」を観ようと券を買ったら、実はすぐ次の回はすでにいっぱいで、1時間半後の次々回のやつだった。映画館のチケット売りが、何も説明せずに押し付けやがった。確認しなかったこちらもバカだったが。
時間が空いてしまったので、Evan が JavaOne の夜のセッションにもぐりこむことを提案してきた。カンファレンスのプログラムを見せてもらったが、1時間ぐらいのセッションが、深夜12時過ぎまで毎日行われている。すごいことだ。
それで、ちょうどその時間にやってた10個ぐらいのセッションから、面白そうなのを選んで話を聞いてきた。50人ぐらいの参加者のディスカッションが、たいへん刺激になった。やっぱ自腹ででも参加すべきだったか。
ドキュメンタリー映画としては記録的な興行成績をあげている「ファーレンハイト9/11」は、夜11時の回にもかかわらず満員の入り。前評判通り面白かったけど、やはりテーマが重く、考えさせられた。
バイアスがかかってる、という批評が、いわゆる力のあるメディアからがんがん流されているみたいだけど、もちろんバイアスはかかってるだろう。マイケル・ムーアも狙ってやてるわけだし。
これだけの情報が提供されて、これだけ話題になっても、やはりブッシュを支持する人たちは多い。サンフランシスコは反ブッシュだけども、アメリカの多くの地域では、この映画を見せないようにという運動や妨害も多いという。