いつもの New HongKong (Commercial Street, near Kearny)で、メニューを見て迷っていると、店のおばさんが、「今日は中国の祝日で、みんな食べる料理があるんだけど」と言う。Ricecake に中に甘いのが入ってる、というので、デザートか? と訊いたら食事だという。
「たぶん食べられると思うから」というので、もちろん挑戦を受けることに。
スープに、白玉みたいなのが10個以上入ってて、具が青菜、焼き豚、鳥、イカ、牛、ホタテ、海老と豪華だ。具もスープもうまい、が、ご飯や麺は入ってないので、やはりこの白玉が主食ということか。齧ってみると、中から黒いザリザリした餡子みたいのが出てきた。
この餡子モチだけ単体で食べれば美味しいんだろうな、とは思うが、スープや魚肉とは合わないなあ。日本のどこかにも、雑煮に餡子餅を入れる地域があったと思うけど、同じ発想か。
この時期のお祭りってなんだろうな、と思って考えてみたら、今日は冬至だった。店のおばさんに、「祝日ってこれ?」と言いながら漢字で「冬至」と書いたら、「何で知ってるの」と驚かれたので、日本にもこれはあるから、日本では Pumpkin を食べるよ、と言ったけど Pumpkin が通じない。「南瓜」と書いても通じなかった。帰ってから調べたら中国語でも南瓜と言うらしいんだけど。