敷金や家賃の支払いかたにも、日本との違いがあった。
こっちはいまだに小切手(チェック)が一般的で、ATMの役割ってほとんど「引き出し」だけ。公共料金も小切手を書いて郵送する。最近やっと、自動引き落としとかが現れてきたけど、自動引き落としをするためには別途月数ドル払わないといけないとか、切り替えたくなるように努力しているようでもない。
部屋を借りるときも、契約の時に小切手持ってきて、となるが、この場合の小切手、自分の小切手(パーソナルチェック)では受け取れないので銀行小切手(Casher’s Check)でよろしく、と言われた。
小切手って、結局のところただの紙切れで、ちゃんと印刷した小切手帳に書かなくて、そのへんの白紙に必要事項を書いてもいいらしい、逆に言うと、信用のない人から個人小切手をもらったところで、それが後でちゃんとお金になるかどうかはまったくわからん、ということ。
これまでお金のやり取りがない、まったく知らない人からお金を受け取るには、換金できることが確実な小切手、つまり銀行等が発行した小切手、を持ってきなさい、ということだ。
この銀行小切手、いつも使ってる銀行に言って頼んだら、無料(たぶん月に何枚とかまで)ですぐ作ってくれた。代金は自分の口座から引き落とし。