会社のテニスコートを取ってあったので、Gregoryとテニスをすることにした。しかし、鍵を貸してもらう守衛所に誰もおらず、コートに入れない。しょうがないので、埋め合わせにどこか行きたければ連れてくけど、ということで、観光地に行くことになった。
彼には、昔沖縄の基地にいたおじさんのおすすめというのがあって、「大阪奈良」「日光」「鎌倉」だというので、鎌倉に行った。ちなみに僕も鎌倉に行くのは初めて。車は規制されてたので、しょうがなく遠くに止めて、大仏と銭洗い神社をまわってきた。ガイドするための語彙が足りず、説明に苦労する。
観光を終えた頃には、晩飯にしてもいい時間になったのだが、Gregoryに聞くと、やはりというか、家に戻って自炊したいという。大仏の拝観料(200+20円)払ったから、もう6000円切ってるもんな。しかも、帰りは高速(350円)じゃなくて下で帰ろう、と言い出す。もちろん、一人だけどこかで食べるわけにもいかず、すきっ腹のまま運転だ。僕も自分では倹約家だと思っていたのだが、この調子だとこの1月はかなり質素で厳しい生活になるだろう。家で食べる時にしたって、一人だけ豪華にやるわけにもいかない(なんといっても、Gregoryはまだリビングにいるんだし)。
帰宅したら、Pamのボーイフレンド、Nickが来ていた。よく話は聞いていたが、会ったのは初めて。Nickは今ベルリンでWebデザイナーをしてて、長期休暇で日本に旅行に来ている。鎌倉に行ってきた話をすると、Pamは僕が車を持ってるなんて知らなかった、と驚いていた。引越して来る時に、「荷物が大量にあるなら車を出そうか?」と言った気がするのだが、英語が通じてなかったのかな。
ネイティブ3人を相手にすると、もともと話し上手でもない僕は、ますますタジタジになってしまう。Nickは、おきまりの「カルピス(カルおしっこ)」や「ポカリスエット(ポカリ汗)」を自販機で発見したようで、それを話して受けまくっていた。辞書もひかずにネーミングするような連中も確かに問題だが、別に英語だとも言ってないんだからほっといてほしいぞ(笑)。なぜかヤクルトなどの乳飲料を気に入ったそうで、買ってきたビックルを嬉しそうに飲んでいた。