起床。食事を終えて戻り、シャワー。
裏手のEast Coast Rd.にでる。雨だ。それも強め。小走りに屋根のあるバス停まで行き、タクシーを拾う。
(午前中の仕事)
昼食はExpo Hallで。初日のようなばか高い弁当ではなく、2階にある食堂へ。やはり紙製のクーポンを最初に買うシステム。7つの店が席の回りに並んでいて、シンガポール、タイ、日本、マレー/インドネシア、インド、ヨーロッパの各料理と、デザートだ。それぞれに行列ができている。街中での値段よりは高いものの、弁当の12$よりは安い。
マレー/インドネシア料理に並び、メニューのnoodlesの欄からMe Sotoを注文した。でてきたのは、麺ともやしを茹でたものに、鶏肉が乗り、透明なスープがかかった、さっぱりした料理だった。4.5$。
ちなみに、行列が一番長かったのはシンガポール料理、短かったのは日本料理だった。日本料理はかなり高かった。うどんが6$とか。
(午後の仕事)
集めたパンフレットも重いし、足も痛い。最終日にして、初めてタクシーで帰ることにした。
ホテルに帰り、荷物を置く。6時半ぐらいか。今晩は、Katon Shoping Centre1階のDelicious Boneless Chicken Riceに行く。1階は半地下で、いつものようにテーブルが真ん中にたくさんあり、まわりを色んな種類の屋台風食堂が囲んでいる。ネットで得た情報にある看板が見つからないと思ったら、ポップな看板に変わっていた。儲かってるのかな。
3人ほど並んでいる。おばさんに「チキンライス?」と聞かれたのでうなずく。$4か5$、というので、どう違うのと聞くと、量が違うという。一人だとどっちがいいかな、と聞いたけど伝わらなかった。$4のやつ。焼いたのと蒸したの
の二つからは、蒸したのを選んだ。チキンライスはやはり見た目はただの白いご飯。チキンは蒸したのを切ったもので、下にレタスと薄切りキュウリ、上に千切りにした大根と揚げカスがかかり、たれがかかっている。あとスープがついてて、これはにんじんと、こっちは骨つきの鶏肉が入っている。量は十分。味も良かった。小さい皿に、トマトの中身のようにも見える真っ赤なものが入れてついてたが、ひとなめすると猛烈に辛かった。お好みでかけろということか。
食後、East Coast Rd.を東に散歩、Joo Chiat Rd.で左に曲がり北へちょっと歩く。左手に床屋(美容院?)発見。看板には「男女美髪」と書いてある。暑苦しいし切ってもらうか。
表のガラスに書いてある料金表を見ると、カット$10、Wash$10、足マッサージ$20。散髪と足マッサージがセットになっているのか。店に入る。椅子は6脚で、客は1人。
カットか? というのでそうだと答える。ちょと待たされる。白い制服を来たおねえさんが出てきた。指された椅子に座る。洗わなくていいのか? と片言の英語で聞かれたが、すぐそこがホテルだし、いいと言った。
どうする? と言うので、「短く」と言う。「どれぐらい?」と言ってるんだと思うが、「かなり短くしてもいいよ」と英語で言っても伝わらない。まあどんなんでもいいからまかせるよ、というのを伝えた(つもり)。
「ちゃんと日本人みたいにしてあげるから」みたいに言うので、「なんで日本人だってわかったの?」と聞いたが、「だって、日本人でしょう?」と言われるのみ。どうせならシンガポールで流行ってるスタイルに切ってくれるといいみやげになるんだが。
途中、耳のあたりの髪を持って、「ケーノ?ケーノ?」と言われる。なんだ「ケーノ」って。「すいません、その言葉はわかりません」と言うが、それでも「ケーノ?」を繰り返す。そこでわかった。”OK? No?”と言ってるんだ。それなら”Yes or No?”だろう、と思ったが、これもシングリッシュか? 何か耳の周りの髪の処理を「していいか? 悪いか?」と聞いていたようだ。でもそれが何か、わからなかったので、どうしようもなかったが。
結局、長すぎる状態だったのがちょっと切りそろえられた程度、あまり変化がなく無難に収められてしまった感じだ。$10(720円)払って店を出るときにはもう閉店のようだった。(20:30)
ホテルの方向に戻る。途中、Roxy Squareというショッピングセンターの中を通って、Parkway Paradeショッピングセンターへ。
買い物通りの入り口の広場あたりで、VCD露店が出ていた。15才と10才くらいの浅黒い少年(マレー系?)が、簡単な天板の上に、CDサイズのプラスチックバッグを並べている。VCD映画らしい。「テンダラテンダラ」 10ドル、と言ってるんだね。なんかお経を唱えてるようだ。映画のタイトルだが、「Tomb Raider」「Swordfish」など、まさに今映画館で公開中(というのは、ホテルで見たテレビのCMでよくやってるのでわかる)の映画が、なぜか(笑)VCDとして売られている。
ショッピングセンターをぶらぶらする。公文式の教室を結構見かける。この国は教育熱心でも有名だ。子供の学習用PCソフトを専門に売ってる店もあった。
デザートとジュースを売る店では、どれも$2,3ドルする。下手すると食事より高い。氷水とかプリン、タピオカ系などが多い。あんこも人気のようで、あんみつのようなものもある。
メイド斡旋所がそこここにあるのも日本と違うか。フィリピン人やインドネシア人のメイドを、現地(マカオやジャカルタ)の訓練校で訓練して、金持ちのシンガポール人に紹介する商売のようだ。メイド服(というのか?)を着た女性が、料理を作ったり車を洗ったり(そんなこともさせるのか)している写真が店頭に貼ってある。
ペット屋は、犬猫がいない。そういえば、街中でも野良猫は見るが、犬の散歩をあまりみない。狭いところに密集して住んでいるので、金持ちでなければ犬は難しいのかもしれない。小鳥と魚がメインで、うさぎやねずみもちょっと売っているという程度か。
何も買わなかったけど、表玄関からホテルに帰る。就寝