前の同僚 Evan とClemont st. の第二中華街で昼飯。こないだ会ったときに、実は5月に結婚していたことがわかった Evan だが、今日は、実は来年初めには娘が産まれるというのを聞いた。毎回びっくりだ。本人は独身時代とあまりに生活が変わっていくのでとまどっているそうな。彼自身中華系でしかも相手は客家らしいので、親戚がらみの行事やつきあいがとても煩雑らしい。
その Evan に、住居関係で新しい言葉を教わった。「このへんは in law が多いからね、そういうのだったらそれほど高くないよ」って言われたので聞き返したら説明してくれた。
1階とか半地下が駐車場になっている家が、サンフランシスコの西側の住宅地には多いが、あまりに高い家賃がもとで、この駐車場に住んでしまう人がけっこういるということ。駐車場といっても、上の階と同じだけの広さはあるので、車も2,3台入るし物置にもなる、そこに壁やらキッチンやらバスルームやらを追加して、一戸のフラットにしてしまうということだ。「そんなことしていいの?」「当然、違法だよ」
「でもなんで in law (義理。義理の母だと mother-in-law)なんだ?」「もともと、そんなとこにずっと住む人は昔はいなくて、親戚が来たときなんかに仮ベッドを置いて寝かせるような用途だったんだな。だから、親戚一般という意味で in law。そこから、地下の住まないところを改造した住居のことを、このへんでは in law って言うようになったのさ」