2004年のイグ・ノーベル賞が発表になった。
2003年のハトに嫌われる銅像を研究した金沢大学の教授、2002年の「バウリンガル」開発者に続き、今年も日本人が栄光ある(?)受賞者となった。
イグノーベル平和賞「カラオケの発明者井上大佑」である。別に2004年に何かしたわけではなさそうなので、過去の功績に対する名誉賞みたいなものか。
その他の受賞は、フラフープの力学とか、5秒ルール(落としたものは5秒以内に拾って食べればセーフ。日本だと3秒ルール?)は本当に正しいかの研究、部分ハゲの残りの毛を使って頭全体をカバーする特許、アメリカのヌーディスト史、など。
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ひさしぶりに訪れてみたお気に入りサイトスタンダード 反社会学講座が、なんと単行本になっていた。しかも表紙は吉田戦車である。
このサイト/本は、よくマスメディアで使われる
- 少年犯罪が増えている。子供が凶悪になった
- 今の若者はきれやすい
- フリーターは社会の害である
- 欧米人は立派だが、日本人はだらしない
- 少子化は良くない
といった紋切り型の決め付けについて、反証となる統計とユーモアを使って反論する、といったもので、非常に面白い。
著者は謎のイタリア人(笑)、パオロ・マッツァリーノ氏。氏の語る「ツッコミ力」をみんなが鍛えられれば、いろいろいいことがあるんじゃないかな。サイトも本も非常にお薦めである。
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出張のついでの土日に、実家に帰省。祖母の見舞いに行ったり、健康ランドに行ったり。
ひさしぶりに温泉に入り、アカスリをしてもらう。はー。日本の幸せだ。
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スタンダード 反社会学講座というウェブサイトがある。イタリア生まれの30歳、パオロ・マッツァリーノ氏(笑)による、社会学の矛盾を暴くたいへん面白いサイトで、一通り読んだら非常に勉強になった。統計のマジックについてとかね。
第4回 パラサイトシングルが日本を救うでは、「老人宅下宿」が勧められている。話自体は、無責任に若者をパラサイト呼ばわりするメディアに対する反論なんだが、お金持ちで部屋あまりの老人が、空いた部屋を貸すことで若者も助かる、というのは、まさにシェアの考えかたである。
今の日本では、どうしても2,30代を中心とした若者だけのシェアばかり見かけるけれど、全然歳の違う人とシェアをするというのも、イギリスやアメリカでは無いわけでもない。
ま、それはともかく、このサイト、いつもテレビや新聞が繰り返していることに納得いかない思いがある人は、一回読んでみるといいと思う。
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(昨日の続き)それから、日本語だと関連づかないけど、マルタの鷹と犬のマルチーズは、どっちも英語では”Maltese”で同じ。「地中海の島国マルタの」ということだね。ハードボイルドな感じとあのふわふわしたマルチーズ犬のギャップが大きくておもしろい。このマルタ、イタリアに近いのになぜか英語圏らしく、語学留学の穴場ということだ。
あと、これはほとんどわかる人いないと思うけど、マルタの鷹の主人公、探偵サム・スペードだが、コンピューターソフトで、ネットワーク監視ツールに、その名もSam Spadeというのがある。探偵のようにネットワークの状態を監視することからこんな名前がつけられたということだ。遊びが効いてる。
ちなみに、その中高生のときに一番はまった推理小説は、ハメットでもチャンドラーでもなく、当時大人気だったクリスティーでもなく、エラリー・クイーンだった。Q.O.D.(クオド・エラト・デモンストランダム)
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家から会社まで降りていく(坂の街なので、まさに「降りる」)途中、ダシールハメット通りというのがある。中高生のときに推理小説読みでもあった僕としては、気になる名前ではある。偶然のはずもなし、調べてみた。
ハードボイルド・ミステリの傑作「マルタの鷹」の著書として有名な推理小説作家のダシールハメットは、どうもサンフランシスコで実際に探偵をやっていたことがあるようなのだ。
ハメットという彼自身をモデルにした映画や、ダシール・ハメットの生涯なんて伝記まであり、作品のみでなく人気の高い作家である。
このダシールハメット通り(といっても100mもない小路)も、その彼にちなんで、彼が働いていた探偵社の近くに名づけられたということらしい。近くには、マルタの鷹で起こった殺人事件の記念碑もある。ユニオンスクェアのすぐ近くなので、観光に来た推理小説好きは寄ってみてもいいかも。
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夜6時に夕食のふりして仕事抜け出し、ユニオンスクエアの本屋 Borders へ。新聞で、Bangles の無料コンサートの広告を見つけたのだ。なつかしー。80年代ポップ好きとしてはこたえられませんな。あのバングルズを生で見られるとは。
3階へあがると、もう始まっていた。200人ぐらい観衆がいただろうか。人だかりでほとんど見えない。本棚のすきまから、二人だけ顔が見えた。20mぐらい離れているのでよくは見えなかったけど、細くて若々しかったよ。しゃべりや格好もだけど。たぶん40歳ぐらいなんだろうなあ。
今年だしたらしいアルバムの曲を3曲ぐらい。前のほうにファンが陣取っていて、盛り上がっているけど、ほとんどの人はそれほどでもなさそう。やっぱ、昔の名前で再結成、っていうのは否めないでしょう。
最後の曲として、昔の曲、エジプシャンを歌ったときに、やっと盛り上がってきたかんじ。途中、なぜかミセスロビンソンになって、またエジプシャンに戻って終わり。
アンコールがあって、ここで最大のヒット曲、僕も大好きなEternal Flame (胸いっぱいの愛)。でも一番高音のところは1オクターブ下げて歌っていた。やっぱ歳を取るときついってことでしょうか。
その後、CDや花束持った人たちが4Fの階段で並んでいたので、サイン会があったろうと思うけど、人でいっぱいだったので並ばずに帰ってきた。会社に。
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社員バス旅行で東京に来た母。昨晩は妹夫婦と外食したらしい。今日はお台場自由行動だということで、フジテレビ前へ迎えに行く。
ビッグサイトは仕事で何回か行ったけど、こっちのほうは、ビルがあって、ひたすら店がたくさんあるなあ、という印象。買い物しない人はどうやって過ごすんだろう。小香港の中の中華料理屋で昼ごはん。
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P社で世界の歴史。SAIの大逆転勝利。前半飛ばして目立つと、ロクなことがないということか。
晩御飯は大門の牛角
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前々から気になっていることがひとつ。よくコンピューター業界以外の人と話をしてると聞かされて、突っ込みを入れることになる話なんだが、ドクター中松はフロッピーディスクを発明してないよ。
レコードに毛の生えたようなどーでもいい特許を持ってる人が世界には数十人もいて、お堅いIBMが念のため、万が一にも後から難癖をつけられないように、全員に少し包んだというあたりが真相らしい。
詳しくは「ドクター中松」研究報告などの専門家にまかせるので、詳しく知りたい人はそちらを読んでほしい。専門家ってなんの専門家だ。ドクター中松評論家? しかし、こういう「言っちゃったもん勝ち」な人に、正しく突っ込みを入れられる人というのは偉いと思う。
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