賃貸物件でのルームシェアは、日本ではまだまだ大家や不動産業者の理解が進まず、物件が探しにくいと思われます。10年前のように「ルームシェアとは何か」という説明から始める必要が無くなったので、多少は良くなっていますが。
ブログ不動産屋たちのココだけのハナシでは、実際に3人の女友達でルームシェアしようとしたお客さんに対して、どうしても大家の承諾が得られなかった、という経験が語られています。
3DKのマンション、それもある程度の家賃ともなると、簡単に「友人同士OK」と言うものは少なく。
彼女が選んだ物件はことごとく「無理です」と言う返事が・・・。
3人友人で住むのと、たとえば3人姉妹で住むので、いったいどれだけ違いがあるというのか(ないではないか)、という借り手側の問いかけに対して、どうしても「血縁関係」を重視してしまう大家側の心理、が紹介されています。
貸す側は、とにかくトラブルにならないように、トラブルになりそうなパターンをなるべく排除しようとしたがります。その「トラブルになりそうな」の中には、自分が理解できないものも入ってきますので、比較的新しいスタイルであるルームシェアは不利となるケースもあるでしょうね。
このあたりも、またこれから数年で少しずつ良くなっていくだろうとは思うのですが、借り手からみたら断れることも手間であり、ストレスなのでたいへんですよね…