ルームシェアルームメイト

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ルームシェア

朝、ひさしぶりに Monica と会う。ここんところずっと避けるられているようなので、珍しいなと思ったら、紙を渡してきた。「前に話した通り、一人で住みたくなったので、1ヶ月後に退去するように」、というのが手書きで書かれている notice だった。今サインしてくれという。

前に、4月末までって言ったじゃない。1ヶ月後だとそれより2週間も早いよ。という反論を試みたんだが、「もう心に決めたことだから」って、一人で決められても意味ないよ。あと、次を探すための助力はするから、と言ってたくせに、むしろ妨害ばかりしてるし。

次の、とあるアパートに入居するために頼んでいた、今の家賃の支払い証明は、書いてくれないそうだ。Monica は直接郵送した、と言い張ってる。先方に届いてないのは郵便局の責任だし、今後必要な書類は、全部僕の退去日に書くことにしたから。って、退去の日に証明してもらっても、それじゃ次のところに間に合わないでしょうが、というと、そんなん知るか、短期のところをどこか借りればいいでしょ、と言われた。もうむちゃくちゃだ。

納得いかないのでサインできない、と言ったら、4月末だったらちゃんと出て行ってくれるのね、とか聞いてくる。出て行くって。

わかった、でも家賃証明は退去の日までは書かないからね、といって、その notice の日付のところをペンでサーっと消して、日付を書き換えようとするので、「そんないいかげんなんじゃ書面として効力ないでしょ」と言って、新しい紙に書き直してもらった。

書き直してるときに、何かいろいろ思いついたらしくて、「4月の家賃は3末にちゃんと払うこと」とか言わずもがなのことを追加したり、見てると「akky は、次の入居者が部屋を見に来たときに部屋を見せることを許可しなければならない。。。」とか書き出したので、「一人で住みたいんじゃなかったっけ? ひょっとして出て行ってほしくて嘘をついてたとか?」と突っ込んだら、あわててその文をかき消していた。別にもう、理由なんかどうでもいいけど。

一枚切りの紙にサインさせようとしたので、控えが欲しいといってコピーを取りに行かせ、2部それぞれにサインして、それをそのまま持って家を出た。控えは部屋じゃなくて会社に保管しますからね、というのをわからせるためだ。シェアの場合、最悪、相手側の証拠になるものを相手の部屋に侵入して改竄したり破棄したりできるからね。

家賃証明の件は、僕がその、前の家賃証明が要るような立派なところに引っ越そうとしてたのが気に入らないんだと思う。そんなの Monica に関係ないじゃん、と思うんだが。とにかく、証明なしにはそこには入居できないので、また別のところを探さなければ。

日記読者の方からメールで情報をいただいた。日本では、魚と女の子が、週刊CHINTAIで見つけた物件でルームシェアするCMをやってるそうだ。もちろん、見てないので実際にどんなCMだか、さっぱり想像がつかないが。なんで魚???

ひとつ突っ込むとすれば、それって、ちゃんとルームシェア可の物件なんだろうな。シェア禁止の物件で勝手にシェアすると、あとが怖いよ。

ま、CMで「ルームシェア」という単語が使われるというのは、大家への認知度を上げるためにはすばらしいことだ。

ルームシェア殺人事件についてちょっと調べてみた。ルームシェアが普通のことなら親子や兄弟、夫婦で殺人事件があるように、シェアでも殺人が起こって不思議ではない。日本ではまだ、「シェアメイト殺人」みたいに大きくニュースになったことはないと思うけど、海外での状況はどんなものだろうと思って。

以下、1ヶ月分ぐらいのニュースを検索した結果。

シェアメイトを殺害、家ごと放火した疑いで逮捕
1mのパイプでルームメイトを殴打 カリフォルニア
68歳男性の殺害でルームメイトを尋問中 ニューヨーク
サウジアラビア人がユダヤ人ルームメイトを殺害か テキサス
前のルームメイトに銃を突きつけて連れまわした女性が逮捕される。元ルームメイトの女性は無事 シアトル
37歳ルームメイトの殺害で49歳男性が有罪に
ルームメイトにガソリンをかけて火をつけた男の控訴審はじまる
ルームメイト女性を殺害し逃亡中の男性を指名手配 ハリウッド
17歳ルームメートを殺害した39歳男性が逮捕
ルームメイトが皿を洗わないからと警察を呼んだ女性、24時間後にそのルームメイトを射殺
ルームメイトの4歳の娘を殺害した罪で逮捕
47歳ルームメイトを刺殺した16歳少年が正当防衛を主張
49歳ルームメイトの足を撃った78歳が逮捕される
19歳ルームメイトを射殺したのは自分では無いと無罪を主張 テキサス州ダラス
62歳ルームメイトを射殺した27歳男が逮捕 バンクーバー
前庭でルームメイトを射殺した男性が第一級殺人罪で起訴 クリーブランド
35歳女性ルームメイトを射殺した男性を指名手配
銃の暴発でルームメイトを死なせた男性を逮捕

インターネット検索で出てきたもので、もちろん抜けもあると思うが、それにしてもたくさんある。

あとは、刺殺でも絞殺でも撲殺でもなく、圧倒的に銃殺が多いこと、いろんな年齢の人がいろんな年齢のシェアメイトと住んでるようだということ、なんかがわかる。

笑っちゃ不謹慎なんだが、
ルームメイトが皿を洗わないからと警察を呼んだ女性、24時間後にそのルームメイトを射殺というニュースがすごい。使ったお皿は相手が怒らないうちに片付けたほうが身のためだね。

ほとんどの人に役に立たないであろう情報を一つ。

オフィスにミネラルウォーターのサーバがあって、お湯と冷水が出るようになっていて、お茶党の僕としてはお茶を買ってきて一日に5,6杯は飲みながら仕事している。

そうなると、安くてそこそこ飲めるティーバッグを探すことになる。普通のスーパーだと20パック入りの紅茶が$4とかするが、チャイナタウンでは100パック入りが$2〜$5ぐらいで入手できるのだ。

前にも書いたけど、いつもは FooJoy というブランドのお茶をいろいろ変えながら飲んでいる。が今回、パッケージに怪しい日本語の書いてある TEA PLUS というとこのパックを買ってみた。安かったからだけど。日本煎茶が100パックで2ドル。パックあたり2円である。「せんちゃ」とパッケージにひらがなで書いてある。中国ではひらがなを使うのがクールなのだ。いやほんと。「優の良品」という駄菓子ショップを香港でもサンフランシスコでも見てるからね。

が、飲んでみるとここの製品は非常によろしくなかった。味オンチなので味はよくわからんけど、ティーポットからパックを引き上げようとすると、3回に1回ぐらい、持ち上げただけで糸が外れちゃうのだ。

夜店の風船釣りじゃないんだから、もうちょっとしっかり糸をつけてくれよ、と、沈んでいったお茶っ葉を見ながら思うのだった。

読者のakkoさんから、”Kansai Flea Market”という英字無料誌をいただいた。関東以外の地方誌は、なかなか入手しにくいだけに、これは貴重だ。さっそく、他の英字無料誌と比べてみたい。

これは、コピーで作ってるのかな? 表紙も含めて全ページ同じ紙質の紙。サイズはB5版ぐらいか。週刊で毎週金曜日発行というのは、Tokyo Notice Board や Metropolis と同じ。

サイズとか厚さは、Tokyo Notice Board と似ているかな。ただ、あっちには読み物としてコラムがいくつかあるけど、こちらはもう、個人広告と広告だけで完結している。全体的に「質実剛健」という感じかな。

広告料金は、30文字/行で一行あたり100円。シェア募集だったら、書き方や内容にもよるが10行も要らないだろうから、一回300〜1000円ぐらいかな。

ちゃんとKansai Flea Market のウェブサイトもあって、ここでは配布されているのと全く同じ内容が、PDF形式で読めるようになっている。(Acrobat Reader のインストールが必要)

配っている場所は、ここにリストがあるので、関西の人は一度読まれてみてはどうだろうか。

スタンダード 反社会学講座というウェブサイトがある。イタリア生まれの30歳、パオロ・マッツァリーノ氏(笑)による、社会学の矛盾を暴くたいへん面白いサイトで、一通り読んだら非常に勉強になった。統計のマジックについてとかね。

第4回 パラサイトシングルが日本を救うでは、「老人宅下宿」が勧められている。話自体は、無責任に若者をパラサイト呼ばわりするメディアに対する反論なんだが、お金持ちで部屋あまりの老人が、空いた部屋を貸すことで若者も助かる、というのは、まさにシェアの考えかたである。

今の日本では、どうしても2,30代を中心とした若者だけのシェアばかり見かけるけれど、全然歳の違う人とシェアをするというのも、イギリスやアメリカでは無いわけでもない。

ま、それはともかく、このサイト、いつもテレビや新聞が繰り返していることに納得いかない思いがある人は、一回読んでみるといいと思う。

WIREDという雑誌を定期購読している。雑誌自体は、コンピューターやインターネットに特化したDIMEみたいな雑誌といえばいいか。

月刊誌を12ヶ月分購読しているが、この購読料が$10である。1冊$10かと思いそうだが、年12冊で$10だ。一冊あたり100円にもならない。

いったいどうなってるんだ、と思うけど、アメリカはこんなもんらしい。店頭で買うと$5,6するんだけど、郵便や通信販売が普及してるアメリカでは、雑誌は定期購読という人のが日本より多くて、しかも激安。

そして別ルート(仕事)で聞いたんだけど、雑誌に広告を出すときの広告料が、アメリカではすごく高いらしい。つまり、こちらの雑誌は広告料で出来ているということ。送料を出して、立派な広告を買っているということのようだ。さすが大消費社会、と感心した。

サンフランシスコのルームメート規定

『サンフランシスコでは、 人口の70%以上が賃貸住宅に住んでいますから、 テナントの権利は市議会にまで浸透して、 充分護られています。ごく最近の例では、 9月末に発効したばかりの「ルームメート規定」があります。 これは、ルームメートが引っ越した場合に、テナントは新しいルームメートを探して又貸し(サブレット)することを家主に請求できると共に、 家主は正当な理由がない限りこれを拒否したり、それを理由に立ち退きを執行することができないというものです。』

今シェアをやってる人は、シェアを続けられるように法律で保護されているということだ。サンフランシスコは変わった町なので、アメリカがこうだ、ということでは全然ないけど。最近物議をかもしている同性結婚の許可とかも、サンフランシスコだからありえた話で。

日本からの出張者有り。いよいよ来たか、という用件である。僕自身については、日本に戻ってほしいということだが、いろいろあってそれは気がすすまない。

となるとこっちで職探しということかあ。手に職ついてるから何かしらあるとは思うけれど、面倒なことだ。

12ロールのトイレットペーパーを買って来たのに、もうなくなってる。

自分は男だから大しか紙使わないし、平日はそれも会社で済ましてることが多い(起きてる間はほとんど会社にいるからね)。なくなるはずないのに。

しかも紙無しで相手がいるはずないから、たぶん自分の分は(僕が買ってきたのを溜め込んで)部屋に持ってるんだろう。これってどういうことかなあ。

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