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日本からの出張者が、アメリカ料理や中華料理に飽きてきた(まだ四日目だよ)というので、昼飯は近くのミカドという日本料理屋へ。あるのは知ってたけど、どうせ日本料理は高いんだろうと思って入ったことはなかった。ここは16年前からやってるとかで、不景気でなくなる店も多い中続いているところらしい。

普段は$12.5のハマチ丼が、今日は$9.25だというので、頼んだ。昼ご飯としてはやっぱり高めではあるんだけどね。

まず味噌汁が出てくる。こないだの店のように甘いということもない普通の味噌汁。ハマチ丼は、ご飯の上にハマチの刺身が大量に乗ってでてきた。他はショウガだけのシンプルなものだけど、ひさしぶりに生の鰤を食べることができて感激した。北陸生まれとして、やはり魚といえば鰤/ハマチである。

レモンチキン、という料理を頼んでみた。僕は、知らないものがメニューにあるととりあえず頼んでみるくせがある。鳥の炒め物にレモン汁、みたいなものを想像していたが、出てきたのはチキンカツに透明なオレンジ色のねっとりとしたソースがかかったもの。それだけ。あとは白ごはん。野菜のかけらもなし。

このソースがまた甘いんだ。ソースをこそげ落としながら食す。ソースがかからないただのチキンカツだったら美味しかったろうに。。。

シェアメイトのMonicaが自主映画を作ってるのは書いたが、それの撮影開始に向けて、お針子仕事で忙しいようだ。いつみてもリビングで衣装を作っている。代用教員の仕事は何週間おきに思い出したようにする程度で、あとはずっと好きなことをやってるみたいだ。質素な暮らしではあるけど、お金は足りてるんだろうかと不思議に思う。

近くのDeliにベーグルを買いに行くので、Monicaに何かほしいものがあるか聞くと、Red Bullという缶ジュースを2本頼まれた。朝食にするという。日本でいうポカリスェットかカロリーメイトみたいな飲料らしい。

NFL開幕。木曜に一試合のみで開幕というのは初めての試みらしい。たまにはみんなより早く帰って、テレビで観戦でもしようかと思ったけど、うぎゅー。問題発生で帰れない。やはり残業ということで取りあえず食事に。

二日に一回ぐらい、夕食に同じ店に行くようになってきた。3ブロックぐらい歩くんだけど、安くてうまい穴場的な中華の店を見つけたので、メニューを端から試しているところ。チップ入れて$6以下で済むうえに、デザートがついてくる。あまりおいしくないのもあるけど、タピオカ入りマンゴージュースが出てきた日は当たり。

読者からのお便りページを作ってみた。アンケートも作り直してみた。作り直しというより他所のフリー素材を持ってきただけか。

パキスタンインド料理(どっちやねん) Pakwan (O’Ferral and Jones)。セルフサービス。羊とホウレンソウのカレー、ナンで$7.5

11月からアメリカで英語版少年ジャンプが発売されるということだが、それに先んじて
Raijin Comicsという日本漫画雑誌が出版されるようだ。

どうも、このRaijin Comics、コミックバンチ系らしい。ジャンプが、アメリカで放映されたアニメの原作を中心にした、子供向けのラインアップなのに対して、バンチの作家に、なぜかわからないけど他社の大物を組み合わせた連載陣。

その連載陣だが、ウェブサイトによれば以下のとおり。英語の題から元の名前に逆翻訳したけど、わからないのもあった。

原哲夫が2作品。蒼天の拳(北斗の拳エピソードI)より、北斗の拳のほうがいいんでないか。どういうつながりかわからないけど、「スラムダンク」と「グラップラー刃牙」を引っぱってきたのはなかなか。英語のままの2作品は元ネタからして不明。ただし、子供の読むものに対して規制の厳しそうなアメリカで、「グラップラー羽牙」はやばそうな気がする。あと、「報復のムフロン」って、あきらかに9.11テロを下敷きにした漫画なので、これもやばいような。。。

アメリカでは、コミックスは子供とマニアが読むものなので、日本みたいに、街のコンビニで売ってたりは絶対しないと思うけど、どこかで見かけることはあるだろうか。

ちょっとした興味から、amazonで「シェア」で検索すると、「シェアメイト」という書籍がヒットした。発売は2002年の8月って今月じゃないか。シェアの本が出たのか、と思ったが、表紙の写真がないしあらすじもない。よくみると、ワニマガジンコミックスって書いてある。ワニマガジンコミックスといえば、ちょっとエロい系だ。

ということでgoogleってみたら、作者のらしきページがあった。コミックスの表紙の写真も。ふむふむ。ということで、エロマンガ(なのか? ただの青年向け漫画かも)にもシェアネタが進出だ。

チャイナタウン周辺に、小さな看板を持って、足をすこし引きずりながら歩き回っているおじさんがいる。言われてみるまで気づかなかった、というか毎回別人だと思っていたんだけど、同じ人らしい。

しかも、ダウンタウンで働いてる人たちは、みんなこの男の存在を知っているよ
うだ。

同僚のJadeの友達なんか、去年のハロウィーンにこの男の持っているのと似た看板を作って、服装も真似て、足を引きずってあるいてたら、みんな一発で誰の真似かわかり、大うけしたそうだ。

一度この男に質問してみた人がいるという。それによれば、毎日7時間ぐらい、街じゅうを看板を持ってぶらぶら歩き回っているという。看板にクリントンの悪口が書いてあったので、クリントンの任期が終わったらどうするんだと聞いたところ、「べつにどうも、ゴアだろうとブッシュだろうと、そいつの名前に書き換えるだけさ」と答えたという。何に対しての主張の看板なのか見てなかったけど、こんど見る機会があったら読んでみよう。

土日とも出社だー。洗濯とかあるのでさすがに一日5,6時間に抑えてはいるが。そして謎の内職のために残りの時間もなくなっていく。

家の近く(Sutter & Mason)の中華料理屋New Pekingを試した。観光エリアの中にあり、メニューに手書きで日本語訳が書いてあるところが不安だったけど、値段も中身もまあ普通だった。けっしてうまいほうではないが。チャイナタウンと違って、伝票にtax以外の10%強の謎の項目があったので、サービス料かなあと思い、チップは置かずにそのまま出てきた。他の中華の店で取られたことないから、お茶代(ポットで出てくる。無料のはず)ってことはないよなあ。

日本からの出張者がびっくりしていたが、サンフランシスコにはゴミの分別という概念がない。ゴミ箱は一種類である。空き缶も何もおかまいなし。電池だってそのまま捨てます。

街中のあちこちにゴミ箱が置いてあるし、そのゴミも頻繁に回収されているようだ。よく、中国系の老婆が木の枝でゴミ箱をかきまわして、空き缶を集めているんだが、あれは売れるのだろうか。

このままだと、日本に戻ったときに分別ダメダメ人間になってしまう。

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