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カテゴリー「アメリカ」のブログ記事

救急車に続いて、救急病院からの請求書が到着。あけてびっくり。$3000を越えた額が書かれてる。どうやら、ER代というのが$3000らしい。2時間ぐらい寝てただけじゃんか。

しかも、請求書には「あなたの保険会社が支払いを拒んだ場合は、あなた自身が払うことになります」と書いてある。英語が面倒で手をずるずる延ばしてたんだけど、警察の調査担当者に電話して、轢き逃げ事件の調査状況を聞いた。

まず、僕の説明を聴きたいというので、説明した。横断歩道を歩いてたら、左後ろから来たタクシーにぶつかられた。ドライバーは僕を引き起こしたけど、すぐ去ろうとしたので、「大丈夫かどうかわからないから連絡先をくれ」と言ったら、ちぎった紙に適当なことを書いてよこし、そのまま逃げ去った、と。

警察も、ちゃんと動いてはいたようだ。タクシー会社と車の番号から、ドライバーを特定し、状況を聴いたそうだ。ドライバーは、「僕が『大丈夫だ』と言ったので去った」と言っているそうだ。

大丈夫じゃないかもしれないから連絡先をくれ、と言ったんだ。彼のくれた紙切れは警察に渡したと思うけど、そこに書いてあるのはとても読めない内容だったし。と調査担当者に伝えると、たしかに紙に書いてあるのはドライバーの住所とはまったく関係がないデタラメだった、と言っている。

それから、調査担当者は、僕がどうしたいか、を聞いてきた。つまり、僕が希望すれば、ドライバーの交通違反で免停を喰らわせることもできるが、ということらしい。そんなことされてもしょうがない、治療費を払ってほしいだけだ、と言ったら、じゃああとは直接本人に連絡してくれ、ということだ。

Hassanが学生の頃に大麻を吸った話をしてくれた。

数学のテストで、Hassanは数学得意だったので、まわりのクラスメート達がHassanの回答をカンニングするつもりでいた。Hassan本人は、前回のテストでもう単位は取れてたので受ける必要もなかったぐらいなんだけど。それが、テストの直前に、他の友達から「いい葉っぱが手に入ったよ」といわれ、つい、思い切り吸ってテストに望んだという。

大麻を吸ってると、気分が高揚してなんでもできる気になるらしい。調子よく証明を書きなぐって、紙をいっぱいに埋めたあたりで、効果が薄れてきてふと読み返してみると、自信ありげに展開してた証明はなにがなんだかさっぱりのタワゴト。

あーこりゃだめだ、と思って、大きくバッテンを書いて、Hassanはそのまま提出して教室を出てしまった。

で、振り返って教室を出ようとすると、自分の答えを写してた連中が呆然と自分を見ているのに気づいた。一生懸命長い証明を、自信満々で進めていたヤツから写してたのに、その相手が、突然バッテンを書いて途中でいなくなったんだから、そりゃ困るわな。

ということで、大麻は、気分が高ぶったり、物事がどうでもよくなったり感じるものらしい。

図書館へ行ってきた。サンフランシスコ市の中央図書館。映画「シティ・オブ・エンジェル」でニコラス・ケイジが住んでた図書館である。

借りるもののあてはないんだけど、とりあえず図書館カードを作ってみた。住所を証明するものということで、電話の請求書を持って、あとパスポートと。

6階建ての図書館は巨大だ。しかし、日本の図書館にくらべると、棚がまばらで、面積あたりの本の数は少ない気がする。映画に使われるだけあって、そこかしこが「気合入れてデザインしてみたぜー」という作りだなあ。

席はたくさん空いていたが、やたらいろんなところにPCが置いてあって、ネットを使いたい人が並んで待っていた。

新着雑誌をぱらぱら見て、ビデオやCDにたいして面白そうなものがないのをチェックして、結局何も借りずに帰ってきた。

Monicaが、今日は二人の女友達のところでベイビーシャワーがあるので忙しいという。

ベイビーシャワーって何? 宗教的な行事?(==洗礼のこと?) と聞いたら、そうじゃないって。妊娠が判明したところの家庭を訪問して、生まれてくる子供はどんな子になるとか、たわいもないことを話して過ごすアメリカの習慣だそうだ。

そんな知り合いが二人もいて、同じ日に呼ばれてるんだ。と言ったら、二人だけど赤ちゃんは一人だという。つまり、Monicaの友人の、女性二人のカップルに子供ができたということなんだって。

事故の時の救急車の請求書が消防署から送られてきた。日本で救急車に乗ったときは、タダだったんだけどなあ。

しっかし、10分ほど運ばれただけなのに、$569とは。深夜料だの、担架固定材費だの、いろいろつけられている。ま、幸い保険が効くと思ってるんだけど、アメリカは医療保険に入れない人がいっぱいいるし、そういう人たちに取ってみれば、救急車なんて呼べないだろう。これが、貧者に厳しいアメリカという国か。

初めてNBAの試合を観にいった。地元(いっこしかないんだけど)Golden State Warriorsの試合。相手はNew York Knicks。

BART(地下鉄)にのってArena in Oaklandへ。バスケット用のスタジアムに行くのは初めて。UpperとLowerの2階になってて、最初Lowerで一番安い$24を買おうとしたらそこは売り切れ。Upperの$22の席を買った。ゴールの後ろ斜めの席だけど、選手の背番号はわかるぐらいの距離。

客の入りは7割ぐらいってとこかな。試合自体は、すごくいい試合だった。前半は5点差ぐらいのリードをいい感じで保って終了。しかし、後半早々逆転されてずっと10点近い差が続き、隣のカップルなんか帰っちゃったんだけど、最後の数分で猛烈に追い上げて逆転勝利。

アメリカでのスポーツ観戦は、とにかく地元に肩入れして騒ぐのが楽しいので、もちろん地元ウォリアーズの応援をしてたんだけど、実際には選手はほとんど知らない。一番知ってるのは敵ニックスのSprewell。このSprewell。何年か前のファイナルをTVで観たからね。ボールを持った瞬間にすごいブーイングが起こるのは、昔はウォリアーズのスター選手だったかららしい。

ファンが来てるユニフォームによれば、フォワードの33Jamisonが一番人気らしい。23Richardson、0Arenasあたりもいい感じ。あと、ポイントガードの11Boykinsがすごかった。遠目には、一人子供が混ざってるようにしか見えないのだ。後で調べたら、身長5フィート5。僕より低いよ。この身長でNBAでやっていること自体、ものすごくバスケットセンスがあるんだろうな。

タイムアウト毎の出し物なんかも面白かったけど、これはまた行こうと思うのでそのときに。

Monicaに誘われてCostcoに行く。Costcoというのは、会員制のスーパーマーケット。巨大な倉庫みたいな店に、ダンボールに入れたままの物が馬鹿みたいな量で売っている。

「Costcoに買い物って、Monica車持ってたっけ?」「何言ってるの、バスで行くのよ」ということで、27番のバスに揺られて街の外れ、高速の近くにあるCostcoについた。彼女の会員証を見せて店==倉庫に入る。

テレビとか服とかも売ってるが、やはり食品がメイン。それにしても、どれも量が多すぎて手がでない。ティーバッグ400袋入りとか、どーすんだよ。Monicaは色々とカートに入れていくが。そこここに試食コーナーがあって、一つずつ試しているだけでもお腹がふくれてきた。

何でも売っている、といいつつ、現地調達する予定だったキャリーカートが売っておらず、買ったものを全部手で持って帰りのバスに乗ることになった。一斗缶みたいなパスタソース缶とか、ラズベリージュース1ガロンx2とかが詰まった紙袋(しかも取っ手なし)を抱えて、バス停から家まで歩くのはたいへんだったぞ。

サンフランシスコはあからさまな反ブッシュの地域で、テロリスト達からみれば攻撃する理由は少ないよ、というふうに言う人もいるが、それは違うんじゃないかと思う。

たしかに、保守的な中西部なんかに比べると、このあたりは戦争支持一色ということもない。むしろ戦争には懐疑的な人が多い。

だが、もしサンフランシスコやカリフォルニアがテロの標的になることがあれば、こういった反ブッシュの人たちの何割かは考えを変えてブッシュを支持するようになるかもしれない。9.11の後、ほとんどのアメリカ人が熱狂的にアフガニスタン爆撃を支持したように。

9.11で一番得をしたのがブッシュであるように、またも絶妙なテロがこのあたりで起こる可能性もあるのでは、という心配はしている。

オフィスビルからの要請で、各社は緊急時の社員連絡網を整備しておくこと、と
いうのがきた。イラク攻撃がありそうということで、テロ対策だろう。

さっそく、社員を別々の2系統で流れる連絡網案が一人から提案された。2系統あ
ると一人連絡が取れなくても確認が回るからだ。

で、各自緊急連絡先を社内の掲示板に書いたんだが、アメリカ人同僚の次のコメ
ントに、情勢の緊迫度を感じた。

「参考までに。もしもサンフランシスコが危険な状況で、妻とはぐれた場合は、
サラトガ(という別の街)で落ち合う約束をしている。市が大丈夫な場合は自宅に
いるだろう」

まぁ、日本でも地震があるから、家族持ちの人は似たような約束をしているのか
もしれないな。そういう準備を普段しておくということが、自分のアイデアとし
てはなかった。

家への帰り道、Sutter&Talorの交差点、信号が青になったので渡ろうとすると、左足に衝撃。一瞬何が起こったのかわからなかったが、後ろから来たタクシーが右折で突っ込んできたのだ。

タクシーの右ヘッドライト付近に左足の膝付近をぶつけられて、タクシーは止まったが道路に倒れ落ちた。ドアの開く音がして、両脇に手を入れて持ち上げられる。なんか脚とか腕とかさすられてる。ドライバーだった。中国系の50歳ぐらいのおじさん。

「大丈夫、大丈夫」とか言われて、車に戻っていく。おいおい。大丈夫かどうか決めるのはあんたじゃないって。ドアを閉めたとこで追いついて、「大丈夫かどうかわからんから、連絡先をくれ」と言ったら、そのへんの適当な紙をちぎって、なんか書いてる。それをこっちに渡す。

とても読めないので、続けて何か言おうとすると、するするとタクシーは動き出していく。タクシーのトランクの上に大書きしてある番号を大急ぎで覚えたが、ライセンスプレートまでは見る暇もなかった。

あっけにとられ、歩道に戻ろうとしたところを、インド系の30歳ぐらいの男性に声をかけられる。事故を見てた。警察を呼んだからここで待ってろ、と。「体は大丈夫か?」と言われ、足を触ると、右足にちょっと痛みが。座ってろと言われ、歩道の縁に座る。

3,4分で、パトカー、消防車、続いて救急車がサイレンを鳴らして到着。なんか大事になってきた。救急隊員が来て、足を見る。続いて、警官に事故の状況を色々聞かれる。タクシー会社とタクシー番号を伝え、一応あの読めない紙切れも渡す。IDと住所と言われたので、パスポートを見せる。

その後、また救急隊員に交代。これから緊急病院に連れて行くから乗れ、と言われて救急車に。中のタンカに固定される。念のため、ということで胴や首も。さっきの警官がまた来て、これがおまえの事件番号だから、といって紙切れをくれた。10桁ぐらいの番号と、事件の種類が列挙してある中、”Hit & Run”(ひき逃げ)のところにチェックがついてる。

救急隊員は、メキシコ系と中国系の二人。一人は運転するようでいなくなる。上向きに固定されたまま10分ほど走って、上向きの担架のまま救急車を降ろされていく。

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