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カテゴリー「アメリカ」のブログ記事

ついに、サンフランシスコに戻って来た。ビザ処理の遅延で、結局2週間の休暇+出張が2ヶ月に伸びてしまったわけだ。サンフランシスコは一年で唯一の雨季で、友達に聞いてはいたが激しく降っている。

飛行機のアップグレードは無かったが、席はがら空きで、椅子3つ使ってぐっすり休めた。乗客率20%ぐらいしかないんじゃないか。こんなのはめずらしい。とりあえずひさしぶりに会社に顔を出し、同僚と挨拶。もう今日は気力も体力も無い。帰って寝る。

アメリカ大使館へ。弁護士が送ってきた書類、サイトから入手した申請用紙、パスポート写真などを一通り揃えて、ウェブで予約した時間よりかなり前に到着。

しかし、門の外に並ばされ、ここで30分待ち。セキュリティチェックを受けて敷地に入るが、ここでも建物のそばに並ばないといけない。前に80人並んでて、こちらは50分待ち。建物の中に入れた頃には、すっかり体が冷えてた。ひどい話だ。もう少し人間らしい扱いしてくれよ。

名前を呼ばれ、指紋を取られ、別の窓口で二言三言話して(これが「面接」らしい)、「じゃあ一週間ぐらいでパスポートを郵送しますので待っててください」だって。そんなわけで、あと一週間は帰れないようだ。

アメリカ大使館のサイトにいくと、ビザの面接の仕方、必要な書類の揃え方、などが詳細に書かれている。このチェックリストが、非常に細かく、一通り用意するのもたいへんだ。

このままいつまでも来ないのかと思っていたビザだが、突然弁護士からメールが来た。ビザがおりたらしい。

これから書類を郵送してもらい、アメリカ大使館で面接して、そこで問題なければ晴れて帰国できるわけだ。あと1,2週間ぐらいか。

東京に居る間に、長らく会ってない人と会う、という目的はあまり達してないけど、日本食はもう十分食べた気がする。終わりが見えてきたので、これからは日本で残り何をこなしていくか考えていこう。

労働許可証は全然下りてこない。ということで依然としてマンスリーマンション暮らし。

一旦延長した帰国便を、また延長。いったいいつになったら帰れるのやら。

一ヶ月もいると、日本を楽しむ気持ちも薄れてきた。でもまだ和食中心。何を食べても、何か日本で食べてないものがあるような気がする。

実は、先月のニューヨーク旅行記で書いてなかった事があった。二日目に行ってみたニューヨークの漫画喫茶だが、2度目の訪問をしたのだ。

ニューヨーク行きの前に、ネットで調べてどうしても住所がわからなかったので、せっかくアメリカには珍しい日本の漫画喫茶なのにもったいないな、と思っていたのだ。

新聞などでいくつか取り上げられたようだが、その記事自体がネットから消えていたり、店の詳細は記事に載っていなかったりしていたので、これはネットでちゃんと情報を出すべきだろう、と。

そこで、突然ではあるが店長さんに電話をして会いに行き、お店のウェブサイトを作らせてもらうことにした。サンフランシスコに戻ってきてからメールでやりとりをして、いちおうの完成をみたのがこのニューヨークの漫画喫茶 Cafe Atomのサイト。

まぁ必要最低限ではあるし、僕のデザイン力の無さがまたしても爆発してるわけだが。それでもネットで探している人に情報が伝わることはとても重要なのでは、と思う。これで大繁盛したりしたら、ぜひサンフランシスコに支店を出してください > 店長

サンフランシスコの街中、フィナンシャルディストリクトやノブヒル周辺を歩いてると、たまに双子のおばあさんに遭遇するだろう。僕も、何ヶ月に一度は見かける。

この小柄な二人のおばあさん、顔も同じなら、髪型や服装、靴までみんな同じに揃えていて、二人腕を組んで、いつもなにやらおしゃべりしながら非常にゆっくりしたペースで歩き回っている。

そのファッションは、時代がかった、というか、非常にフォーマルで上品なもので、同じのが二人いることもあってよく目立つ。道行くサンフランシスカンも挨拶したりして、サンフランシスコの名物のひとつといってもいいだろう。

それで、今日とある道を歩いてて、屋根のあるバス停を見たら、バス停の横の大きな看板、よく映画の広告なんかが載ってるところに、なんとこの双子の写真がでかでかと載っていた。
Twins

コピーは、「双子もおすすめ。○○引越」

引越し業者のコマーシャルだった。双子がにっこり笑っている。すごいなあ。たぶん市内だけの広告だと思うけど。

そんなわけで、双子はサンフランシスコの有名人なのである。

3年ぶりに買ってしまった。パソコン。日本の友達から送ってもらった、日本にしか売ってない超軽量ノートパソコン。Let’s Note R3

会社宛てに送ってもらったので会社に到着。早速電池をつけて充電する。無線 LAN 内蔵の PC は初めて。無線ネットワークが「接続先が見つかりました」とかいって、ビルの中の他の会社のネットワークをリストアップしたりしてきて、なかなか怖いものがある。つながないけどね。

会社の帰り、さっそくそれを持ってユニオンスクエアへ行ってみた。サンフランシスコ市が提供している無料のワイアレス接続があるはずだからだ。昨日今日とめちゃくちゃ寒い。震えながらもアクセスポイントを発見。UNIONSQUARE1 と UNIONSQUARE2 の二つあるようだ。

二つの電波の強さが違うので、はじっこに分けて設置してたりするのかなあ。こんど、昼間のもっと暖かいときに調べてみるか。んで、長い時間待たされたあと、ネットワークには接続しました、とは出たものの、不完全な接続になります、とか言われ、実際にはどこにもつなぐことができない。

ほんとに凍えそうになってきたので、断念して家に帰る。何がダメなのかなあ。もういっかい調べてから再チャレンジしてみよう。

日本語 meetup という月一回の集まりがある。

meetup.com という、世界中で(といっても、実際には全米が主)同好の士を探してオフ会を開ける、というサービスがある。今年の春頃に、民主党の弱小大統領候補ハワード ディーンは、このmeetup.com を使って全米中に草の根ネットワークを作り、一時は本当に大統領候補になりそうな勢いだった。TV や新聞などの既存メディアが嫌がらせのような報道をしたので潰されてしまった(。そして、ブッシュと違いのより少ないケリーが候補になった)が。

これまでも、Java とか PHP とか、プログラマーしか来ないようなマニアな meetup に何度か参加してたが、Japanese meetup という、日本語を学んだり教えたりする人たちの meetup に何回か参加している。

その会には、日本語のクラスを取ってたり、日本語を独習しようとしてるアメリカ人が来るわけだが、

京都に留学してた、という二人の若いアメリカ人男性と話をしてたら、日本の思い出として、家の郵便受けに入ってた風俗のチラシ、を二人とも挙げたのでびっくり。

「だって、家の郵便受けに入ってるんだぜ?」「毎日毎日ね」そういえばうちのマンションでもよく入ってたな。「たしかに、アメリカでは見ないね」「あたりまえだよ。子供が読むかもしれないだろ」なるほど。「でも、アメリカのそーいう雑誌と違って、いろいろ隠れてるし、そんなたいした問題じゃないんじゃ」「いやいや、その隠れているのがまたいい」さいですか。「Ayumi Hamasaki そっくりなのとかね。あれって、電話したら本当にああいう子がくるの?」知らんて。「電話ボックスとかにも貼ってあるよね。見た?」「見た見た。四方のガラスが全部チラシで埋まってんのとか」なんかやたら盛り上がる二人。

「実は、そのチラシ、まだ持ってるんだ」「は?」「あまりによく出来てるんで、毎日毎日貯めてたら、こーんな束になって。帰国のときも捨てられなくて、実はまだ家にある」わはは。何考えてんだ。と思ったら、もう一人のアメリカ人が、

「驚いたな。じつは俺も」は? 「やっぱガイジン(と自分で言ってる)の男だったらみんなそうだよな?」意気投合する二人。思わず爆笑。腹いてー。

街中を歩いてると何か違和感がある。各高級ホテルの前を、プラカード持って練り歩くホテル従業員達が居ないのだ。どうやらサンフランシスコのホテルストライキは終了したらしい。

このストライキ、最初2週間と言っていたが、結局7週間続いたようだ。その間、収入無しで苦しい思いをしてきたホテルワーカー達、その大部分は貧しいヒスパニックかアジア系移民、にとって、解決したのは本当によかった。

途中、市長が仲裁に乗り出したり、健康保険会社が(オーナー達の意向に関わらず)ホリデーシーズンに彼らが医者にかかれるよう特別措置を取ったり、といい話もあったが。ブッシュ政権の金持ち優遇策の元でますますリッチになっているであろうホテルオーナー達が、彼らの健康保険をさらに削ろうとしたり、ストに対抗して締め出し(lock out)を行ったり、というのは、本当に不快だった。

今回のストライキを先導した人達が、今後不当な報復を受けないといいのだけれど。とりあえず感謝祭前に集結したことにはおめでとうと言いたい。

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