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カテゴリー「映画」のブログ記事

現在公開中のフランス映画「みんなで一緒に暮らしたら」を観てきました。

「老人」の「共同生活」というテーマの映画で、ルームシェアつながりで試写会に参加したもので、実際には公開前に観てきたのですが、老人同士のルームシェアというテーマの面白さもあるし、また映画自体もとても面白いものでした。

予告編はこちら

ユニオンスクエア前の本屋で「オペラ座の怪人」の DVD を購入。去年ニューヨークでミュージカルを観て、年明け映画を観て、今回は DVD 購入。我ながら、はまっていると思う。一日リピートで映画をかけっぱなしにしている。

一つはアンドリュー ロイド ウェーバー卿の大仰な音楽もある。サイトマスターは Queen とか好き。はったりのきいたメロディ重視の音楽が好きなのだ。

でも、それ以上にこのミュージカルが心をうつのが、この話が痛いオタク男の破滅についての話だからだ。いくら才能があって努力もして女の子に尽くしてみても、顔が悪くて地位も無ければ、地位もあり顔もよいハンサム男に簡単に負けてしまう、それを打開しようとストーカーとか脅迫とかしたあげく、最後は何やっても女の子は振り向いてくれないし、一人で生きていくしかないんだと思い知る、というのがこのお話のあらすじなのだ(多少脚色アリ)。

ウェーバー卿は、実際に歌姫(初代クリスティーン役のサラ ブライトマン)を好きになり、彼女のために才能のすべてを注いで作品(==オペラ座の怪人)を作り、師として導くことでその心を一瞬捉えた(結婚)ものの、醜く不釣合い(といってもサラと比べて歳を召してただけで、不細工というわけではないが)なことから結局捨てられた。のかどうか、他人の恋愛までは実際わからんが、表面上はオペラ座の怪人を実生活でなぞったようなものだ。

この「オペラ座の怪人」は、同じくオタク男の聖典ともいえるマトリックス(第一作目。さえないオタク男には別の-真実の-世界があり、そこではオタク男は世界を救うヒーローだった、という話)とはまた違った意味で、さえないオタク男の心を揺すぶってくるのだ。

2ヶ月に一回ぐらい、なぜかマックを食べたくなるときがある。夜7時までなら、夕食で一番近いのは会社の横にあるマックなのだが、普段は昼買ったものを半分残しておいて食べるか、昼の量が普通だった場合でも、中華とかタイ料理に行くことが多い。

今日は、”3 Chicken Selects”($2.99)、”Double Cheese Burger”($1), “Small Fries”($1), “2 Pies”($1)と頼んで、税込みで$6.5。カウンターのヒスパニックの店員が「鳥は6分かかるがよいか」聞くので「よい」と答えて待つ。

「マクドナルドはお客様の健康にとても気を配っています」というパンフなど読みながら待つ。きっと、スーパーサイズミーの影響だろうなこのパンフは。「あなたが町の食料品店で買うのと同じ材料を、我々は使っています」とか書いてる。どうなんだろうね。

待ってる途中、よろよろとホームレスが近づいてきて小銭をねだられる。断るとカウンターへ行ってダブルチーズバーガーを頼んでいた。無心したお金でファストフードを買うことで彼は生活しているのだろう。

ちなみに、上で注文したもの、受け取ってみたらどうみても多すぎた。なんでこんなに頼んでしまったのか。

なんとなく思い立って調べたので記録。シェアとは関係ない。

Queen のコピーバンド in 日本。3つもあったのね。ひょっとするともっとあるのかも。

もうひとつ。

映画版オペラ座の怪人、アメリカでの本公開は1月だが、公式サイトによれば、全米の選ばれた都市では12月22日から公開ということ。リストにはサンフランシスコも載ってるが、どの映画館でやるのか書かれていない。

なぜ情報が出てこないのかわからんが、検索しまくったところ、Geary Street のUA Coronet 1という単館と判明。

日本に帰る前に観たい気もするが、あまり日がないな。

Wicker Park という映画を観た。ジョシュ・ハーネット主演。シカゴの街に出張で戻ってきた主人公が、別れた昔の彼女の影を追って仕事さぼったり婚約者に嘘ついたりしながらすれ違いまくる、「すれ違い」系映画。「君の名は」とかこんな感じだったのだろうか。観たことないけど。

かなり遅くなったが、東京出張やら何やらで見逃していたスパイダーマン2を観てきた。マチネーで$7.75。

3回泣いた。いい映画だ。1も良かったが、2はさらに良かった。アメコミ原作、ということで避けてる人もいるだろうけど、深いよこの映画。サムライミはすごいと思ったよ。

でも MJ はいやな女だと思うが。当日になってから迷うなよ、とかいろいろ。

DVD でブリジット・ジョーンズの日記を鑑賞。

ちょっと前の映画だし、宣伝等でさんざんあらすじは聞かされていたから、特に新味は無し。とはいえ、ラストは自分の予想とは違い、肩透かしを喰らった感じだ。原作の小説も同じ終わり方なんだろうか。ほんとにこのオチで世の女性の共感を買ったのか。そんなんでいいのか世の中って。まぁいいんだけど別に。

レニー・ゼルヴィガーのブサイクぶりは天晴れであった。自分を汚く見せる努力なんて、女優魂以外の何者でもないな。ヒュー・グラントのニヤケっぷりも良し。

帰路のフライトは、搭乗券を持って席に行ってみたらビジネスにアップグレードされていた。嬉しい驚きだ。つーかカウンターでそう言ってくれればいいのに。そういえば、搭乗ゲートでボランティアを募ってた(気づいたときにはたくさん並んでたので、僕は申し出なかったけど、というかすでにアップグレードされてたか)し、かなりオーバーブッキングがあったのかも。

しかしなんで僕がアップグレードされたんだろう? マイレージ会員だから? ってことはないよなあ、平に近い下級会員だし。チケットが取れなくて一つ上の値段で買ったからかもしれないな。

ともかく、おかげで快適そのもの。シートテレビ(ユナイテッドの成田-東京線はエコノミーだとついてないことが多い)で映画”50 First Dates”を観て、あとはぐっすり寝た。

“50 First Dates”は、アダムサンドラーとドリューバリモアのロマンティックコメディー。じつはこのコンビ、ウェディング シンガーという映画でもロマコメしている。

今回の映画は、ハワイを舞台に、事故の後遺症で毎日前の日の記憶が無くなってしまう女性に恋をしてしまった男性が、毎日(50回でも)「初めてのデート」をしようとがんばる話。

80年代洋楽に溢れていたウェデイング シンガーも非常に好きな映画だけど、今回もとてもよかった。おすすめ。

それにしても、ドリューバリモアは、特に彼女でなくても良さそうなところにしっかり役をもらってはまってしまうところがすごい。チャーリーズエンジェルとか。あれは製作にも絡んで自分で押し込んだんだろうけど。それとも、あまり美人でない(失礼)ところが女性に受けるのか。

「ザ デイ アフター トゥモロー」を観た。僕もいい歳なので、どうしても「ザ デイ アフター」という映画のことを思い出してしまうのだけれど。でも似てるといえば似てる話。あっちが核戦争で、こっちが異常気象。

CGを使って、これでもか、というぐらいに異常気象の描写をしてくる。全編おどろかせ映画といえよう。

アメリカ国民をメキシコへ非難させるために債務を帳消しにしたり、アメリカ-メキシコ国境を逆方向に、アメリカ人が難民となって押し寄せたり、というのが、皮肉が利いてて面白かったかな。世界のエネルギーの25%はアメリカ合衆国で消費されている、なんてのを聞いたこともあるしね。

暑い日本が、観た後ちょっとだけ涼しく感じたよ。でも売り切れじゃなかったらスパイダーマン2を観てただろうな。

昼を食べに出ようとしたら、珍しく同僚の Jade が「俺も行く」とついてきた。いつもサンドイッチとかサラダとかを買ってくるか持ってくるかして食べてる奴なんだが。

で、いきつけで、このへんでもっとも安い、2品で$3.50 の Clay and Keany の Hunan Express へ。

食後、サービスのフォーチュンクッキーを開けたら、「seek an advice from octogenarian(octogenarian に助言を求めよ)」なんて書いてあったので、”octgenarian”ってどういう意味? と Jade に聞いたら、知らない、聞いたことも無い、という。

ボストン生まれのネイティブスピーカーでも、知らない単語あるんだなあ、と思ったら気が楽になった。そういえば、オフィスのエレベーターについてる時間つぶしのスクリーンでも、「今日の難しい単語」とか言って英単語の解説が毎日出てるっけ。

オフィスに帰って調べたら、octogenarian は「80代の人」という意味だった。Dictionary.comで調べたら、このシリーズちゃんとあって、centenarian(100歳以上), nonagenarian(90代), septuagenarian(70代), sexagenarian(60代), quinquagenarian(50代), quadragenarian(40代), Tricenarian(30代), Vicenarian(20代), Denarian(10代), ということらしい。

まぁ、口語だとin his thirties とかで済んじゃうとは思うんだけど。ラテン語由来の形式ばった言い方、ということなのかな。

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