散歩がてら、ラブパレードに行ってきた。元々はベルリンで行われている、テクノ音楽のパレードで、今回初めてサンフランシスコ版をやるということ。
新聞などで紹介される、本家ベルリンのラブパレードは、見渡す限りの道が若者で埋まっているものだが、サンフランシスコのラブパレードはそこまで大きなものではなかった。
コースも、大きなパレードが行われるときの Market Street ではなくて、Embarcadero 通りを南に、SBC 球場の近くまで、という、交通にも影響の小さいコースだった。
float (トラックやトレーラーの荷台を飾り立てた山車)の数は20個ぐらいか。ゲイパレード等でこのへんの飾り立ては得意、という人は多いのだろう、それぞれの float は派手で、大きなスピーカーを積んで思い思いの音楽を鳴らしている。
このパレードは観るんじゃなくて一緒に歩くんだ、ということで、見物に来た人達も float と一緒に道を歩いていく感じ。こちらも、普通の格好の人もいるが、きらびやかな仮装の人もたくさんいる。例によってどこかから大麻の匂いが流れてくる。セクシーな衣装の女の子がたくさん踊ってて目の保養でもある。裸の胸にペイントしただけの子とかね。
多くの float では、フライヤーを配っていて、今晩から明日の朝にかけて、SF各地のクラブで引き続き踊りまくるみたいだ。
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今日は、シアトルマリナーズの、対オークランドアスレチックス最終戦である。
イチローがメジャー安打記録の257本まであと2本とせまっていることから、日本の新聞社ウェブサイトが盛り上がっており、オークランドの球場もここから地下鉄で30分程度なので、記録達成を観に行くのも悪くないな、と。
とはいっても平日のデイゲーム、まっ昼間の試合なので、まずは会社から試合の状況をチェックしつつ様子見。第一打席がヒットだったら行こうと決めた。結果は残念ながら凡退。たぶん新記録まではいかないだろう、ということで行くのはやめた。
結果として、一本ヒットが出て(もう一本、非常に惜しいヒット性の当たりがあったようだ)タイ記録も出なかったようだ。まぁ、ブーイングされる敵地よりも、シアトルに帰って記録達成したほうが、イチローもファンも幸せだろう。
ベイエリアの野球ファンとしては、オークランドがプレーオフに出られるかどうかの瀬戸際、負けられないたいへんな状況である。もう一つの地元、サンフランシスコジャイアンツもそうで、地元の両方のチームが、あと数試合残した状態でプレーオフ出場ギリギリのところにいるのだ。
オークランドは、最下位まっしぐらのシアトル相手に2勝2敗だったわけで、今日のサヨナラ勝ちがなければ、さらに厳しくなるところだった。
ちなみに、プレーオフぎりぎりの争いをしているのに、今日の観客は2万人を切ってたようだ。イチローの記録も、すごいことだとは思うんだが(敵地でもあるからかもしれんが)ボンズのホームラン記録のときのような騒ぎはない。ホームランと違って、記録のボールを観客が取れないのも原因なんだろうか。もちろんイチローの新記録がホームランだったら取れるだろうけど。
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土曜日は、わがサンフランシスコジャイアンツのスター選手、バリーボンズの700号ホームランがやっと出て、ベイエリアは盛り上がった。盛り上がりすぎてか、球場の駐車場で殺人事件が起こり、犯人の似顔絵が公開されたりと物騒でもある。
それにしても700号とは驚きだ。伝説のベーブルースまであと14本。それも、記録達成のために無理に現役を続けてるわけではなく、40歳になっても一線級、チームで一番のバッターなのだ。
なんか薬物使ってるといううわさもあるが、サンフランシスカンはそんな噂は無視だ(笑)。シカゴのファンがソーサのコルクバット常用を信じないのといっしょ。でも、もしほんとにそんな噂が事実だと発覚したら、サンフランシスコは大騒ぎになるだろうな。
そんなボンズが、以前、新庄と隣りあわせで守備についてたのも別の意味で驚きだった。投手交代の間、二人で会話してたり。何話してたんだ新庄。その新庄が、愛する日本ハムファイターズの一員となり、しかも(僕の予想に反して)活躍しているのも、ついでにびっくり。応援にはいけないが、なんとかプレーオフに出てほしい。インチキっぽいけど、プレーオフのおかげで3位からでも日本シリーズが狙えるし。
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面白いエスニック ジョーク集があった。外国で英会話クラスを取ると、いろんな国から来た生徒が集まるので、それぞれの民族の特徴が出て面白い。もちろん、ステレオタイプに沿わない人も居るんだが、ステレオタイプそのまんまの人も居て笑ってしまう。
上のジョーク集では、芥子のジョークが特にお薦め。
あと、エスニックジョークを喋る時の注意として、自分の民族を笑うもの、オチに使うもの、などを選んだほうが安全だと思う。日本人が日本人をからかわないエスニックジョークを使ったら、差別だと思う人だっているかもしれない。いつでも誰にでも喋っていいものではないという意味では、高度な笑いなんではなかろうか。
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早起きしてコミュニティカレッジの英会話教室に行っているが、今日の授業中、教室の後ろの壁から異音がした思ったら、避難ベルが鳴り出した。
それで全員ただちにビルから退避。学校の前は全クラスの生徒でいっぱいになった。途中見た教室では、スプリンクラーが稼動して水びたしに。
消防車が来て、ビルは封鎖。荷物を置いてきたままで帰れないので、クラスメイトの韓国人とメキシコ人に誘われてコーヒーショップで待機。クラスメイトのほとんどは、鞄に持ち物全部詰めて避難したようで、ぽつぽつと帰っていく。
こっちは、避難するときには荷物を持っていってはいけないという教えを忠実に守ったものだから、帰れない。
1時間後にやっと、荷物を残してた生徒で隊列を組んで教室まで荷物を取りに行くことができた。まだ原因はわからないが、小さなボヤだったということ。何かの焦げた臭いがしていたが、僕らの教室は幸いにして水はかぶってなかった。
かなりの生徒が、避難後に帰宅してしまったようで、結局この日の全部のクラスが中止と張り出された。
火事自体は実際に起こったのだろうけど、明日は9/11なので、みなが過剰に反応しているところもあったのかもしれない。
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購読しているアメリカのプログラミング技術誌(DDJ)に、GLAT(Google Labs Aptitude Test)という袋閉じテストがついてきた。検索エンジンの Google が、「この問題を解いて送ってくださいよ」と、読者に挑戦しているようだ。
GLAT という名前は、おそらく GMAT (MBAの取れる学校に行くときに受けるものらしい)のモジリだろう。
グーグルは、ちょっと前にも謎の道路広告を出していて、とにかく頭のいい、切れる人材を集めようとしているようだ。その時は1問(続きの問題も入れると2問?)だったが、今回の雑誌付録は21問もある。
質問はこんな感じ
- Unix はどこが壊れているか? 自分だったらどう直すか?
- これまでで最も美しい方程式は何だと思う?
- 10, 9, 60, 90, 70, 66 と来たら次の数字は?
- 一辺の抵抗1オームの2次元正方形の格子があったとして、桂馬飛びの位置関係にある間の抵抗値は?
これらに全部回答して、Google に返送するようになっている。そんなに天才ばかり集めて何をしようとしてるのか、非常に興味深い会社ではある。
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暑い。9,10月が一年で一番暑い、サンフランシスコの夏が来た。どれぐらい暑いかというと、扇風機がほしいかも、というぐらい。サンフランシスコではクーラーは一般的ではない。一年のうちほとんどの期間、必要ないからだ。
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サンフランシスコの南側に、Mission という、ヒスパニック系の住民が多い地域がある。もともと、それほど治安のよいところではないが、最近とみに平和じゃないらしい。
若者の間で、赤いギャングと青いギャングの抗争というのが起こっているらしく、赤い服や青い服を来て勢力を誇示している子供が、撃たれたりということも起こっているらしい。Mission をうろつくなら、青っぽい服装や赤っぽい服装は避けたほうが安全だ。
また、新聞で読んだが、乗客がバスの運転手にたいして強盗するのも増えているとか。新聞には特に危険とされるルート、というのが何本か紹介されていた。
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| Comments Off on 2004年8月24日の日記
サンフランシスコの街中を走る、MUNIバスの横腹広告2つ。
一つは“Twelve Girls Band”。前に日本に帰ったときに、日本ですごくヒットしていたと聞いたが、アメリカにも進出しているようだ。サンフランシスコでは昨晩コンサートがあった模様。といっても、そんなに大きな会場じゃなかったみたいだが。このあとは、シカゴ、ホノルルなどを回るようだ。
もう一つは、新しいシトコムJoey。新しい、とはいっても、つい最近まで10年続いた大ヒットドラマ”Friends”の続編みたいなものだ。
“Friends”の大当たりで、主役の6人は一本で1億の出演料を取る大物になってしまった。一人当たり、30分番組一本で、だよ。それだけ稼いで成功しちゃったし、結婚したり(ブラピと、とか)、ピンで映画に出られるようにもなったりで、Friends 本体は続けられない状況だった。
他の5人はもう十分、と思ったけど、Joey 役の Matt Leblanc だけはまだ Friends の仕事に興味があったみたい。そんなわけで、Joey 一人、ニューヨークを離れ LA で新生活を始める、という設定で新番組となった。”Friends” のファンが続けて見ることを期待しての番組だ。うまくいくかどうかは未知数だけど。
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| Comments Off on 2004年8月19日の日記
同じビルの新オフィスに引越ししたが、電灯のスイッチが、センサーで人の動きを検知するというハイテク(?)スイッチである。しかし、2メートルぐらい前を横切らないと、タイマーが更新されないようで、30分もすると消えてしまう。
昼間は、電灯が消えてもそれほど困らないが、夜にいきなり真っ暗になると気が滅入る。席を立って、スイッチの近くまで歩いていき、そこで一人ダンスをすると、またつく。アホですな。べつにダンスじゃなくても動きがあればなんでもいいんだが。
とりあえず修理を頼んだが、午後には行くと言ってたのに今日も現れなかった。
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| Comments Off on 2004年8月17日の日記