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カテゴリー「アメリカ」のブログ記事

ほとんどの人に役に立たないであろう情報を一つ。

オフィスにミネラルウォーターのサーバがあって、お湯と冷水が出るようになっていて、お茶党の僕としてはお茶を買ってきて一日に5,6杯は飲みながら仕事している。

そうなると、安くてそこそこ飲めるティーバッグを探すことになる。普通のスーパーだと20パック入りの紅茶が$4とかするが、チャイナタウンでは100パック入りが$2〜$5ぐらいで入手できるのだ。

前にも書いたけど、いつもは FooJoy というブランドのお茶をいろいろ変えながら飲んでいる。が今回、パッケージに怪しい日本語の書いてある TEA PLUS というとこのパックを買ってみた。安かったからだけど。日本煎茶が100パックで2ドル。パックあたり2円である。「せんちゃ」とパッケージにひらがなで書いてある。中国ではひらがなを使うのがクールなのだ。いやほんと。「優の良品」という駄菓子ショップを香港でもサンフランシスコでも見てるからね。

が、飲んでみるとここの製品は非常によろしくなかった。味オンチなので味はよくわからんけど、ティーポットからパックを引き上げようとすると、3回に1回ぐらい、持ち上げただけで糸が外れちゃうのだ。

夜店の風船釣りじゃないんだから、もうちょっとしっかり糸をつけてくれよ、と、沈んでいったお茶っ葉を見ながら思うのだった。

WIREDという雑誌を定期購読している。雑誌自体は、コンピューターやインターネットに特化したDIMEみたいな雑誌といえばいいか。

月刊誌を12ヶ月分購読しているが、この購読料が$10である。1冊$10かと思いそうだが、年12冊で$10だ。一冊あたり100円にもならない。

いったいどうなってるんだ、と思うけど、アメリカはこんなもんらしい。店頭で買うと$5,6するんだけど、郵便や通信販売が普及してるアメリカでは、雑誌は定期購読という人のが日本より多くて、しかも激安。

そして別ルート(仕事)で聞いたんだけど、雑誌に広告を出すときの広告料が、アメリカではすごく高いらしい。つまり、こちらの雑誌は広告料で出来ているということ。送料を出して、立派な広告を買っているということのようだ。さすが大消費社会、と感心した。

今回、シェアメイトに追い出されて部屋探しをしてるわけだけど、日本とアメリカの違いを痛感するのは、電車の扱いだ。

サンフランシスコは車が無くても生きていける、むしろ車のほうが維持費とかも大変。という事情があるし、次住むところも会社からの徒歩圏か、それがダメでもBART(ベイエリアを走る高速地下鉄)沿いに住みたいな、と。(バスとフェリーは酔うので却下)

物件をネットで検索して、検索結果に地図を表示、なんてのがあるから表示させてみるが、なんと地図には地下鉄の駅が出てこないのだ。ハイウェイの入口/出口とかはちゃんと描いてあるのに。Yahoo! Map なんかでも同じ。

物件情報のほうも、日本みたいに「最寄駅」「駅徒歩何分」なんてのは項目がない。たまに、備考欄に「BARTにも歩ける距離」とか書いてあるのがあるぐらい。「歩ける距離」ってどれぐらいまで「歩ける距離」なんだよーもう。

この地下鉄、郊外の駅には駅前に巨大な駐車場があって、中には無料の駅もある。つまり、ここでは電車通勤してる人も、地元の駅までは車が当たり前、駅から徒歩圏かどうか、ってのはたいして重要じゃない、ってことなんだな。

友達の友達が、サンフランシスコの就職説明会に出るためということで、他の州からやってきた。さらにその友達2名も一緒。

授業があるし、ホテルも高いので、説明会が終わったらすぐ帰る、ということ。会社の後、一緒に晩御飯を食べて、ちょっとだけでも、ということで中心部の観光スポットを見せて回った。

こないだ来た人を案内した時も思ったけど、SFの真ん中で観光するときは、「ザ ロック」を観ておくことを強ーくおすすめする。けっこう面白い映画と思うんだけど、案内する人だれも観てないんだよね。

さて、平日の夜、前回見に行った部屋のある地域を見に行くことにした。治安の悪さで有名なOakland、日曜の昼間だけ見てはわからないからだ。

会社を9時半に切り上げて BART に乗る。Montgomery 駅から湾の下のトンネルをくぐって2駅。12th Street駅で地上に上がると、オフィス街はまったくの無人。歩いている人がいない。サンフランシスコだと、夜中過ぎても歩いてる人はいるし、そこここにホームレスが寝ているけど、オークランドの中心部には人が居ない。車もそれほど多くは通らない

駅から5分のコンドミニアムまで歩いてみる。12th Street沿いに西へ4ブロック。晴れていて気持ちはいい夜だけど、「ここはオークランドだ」と思うと緊張する。すれ違ったのは2組だけ。

続いて、BARTで隣の Lake Merit 駅まで移動。こちらは駅の周りにバスが居たり、迎えを待っている人たちがいる。Oak Streetを 8th から 湾の近くまで8ブロック歩く。やはり人はほとんど居ない。

両方の物件まで歩いてみたわけだけど、危険な目には遭わなかった。かといって安全なのかどうかも。。。日曜に応対してくれた不動産屋が、「このあたりは治安は悪くないわよ。もちろん、真夜中に歩いたりすれば別だけど、そんな事は普通しないでしょう?」と言われたんだよなあ。深夜残業のスタイルをやめたほうがいいのかな。

こんどはもうちょっといい所に住んでみようか、と、コンドミニアム(日本でいうマンション)など検索するも、サンフランシスコ市内はべらぼうな値段で、すっかり嫌になる。丸の内から徒歩10分のところに住みたい、とか言ってるようなものだから、無理もないが。

安いところを見に行くと、これがやはり、危険なところなわけだ。具体的にいうと、北はGeary street、東がTaylorあたりから西のPolk、南はMarket steetを越えて湾の近くまで、Tenderloin と SOMA 地域で、昼間歩いてもおっかない。昼間だったら、何かをされるというわけじゃないんだけど、それでも怖い。

徒歩にこだわる奴として、南東のウォーターフロントも見に行ったが、会社まで歩いてみると、最初の10分ぐらいはまわりがひたすら駐車場だったりしてて、人の気配がない。夜歩くのは怖そうだ。

さらに今回、BART(地下鉄)も止む無し、ということで、Oakland に足を延ばしてみた。危ないとされる地域は避けて、Lake Meritt駅で降り、8ブロックほど海側へ。マリーナ沿いのコンド(Condominium)は、共用のプールやテニスコートもあって、しかもサンフランシスコからみれば3分の2以下。あとは通勤時間が30分になるのに耐えられるかどうか。

ちなみに、乗り物酔いするのでバスとフェリーは無し。電車だとなんとか酔わずにいられるけども。フェリーは選択肢としては面白くて、フェリーで高級住宅地から通ってくる人、なんてのもけっこう居る。

Jack London Square という湾沿いの観光地、Oaklandのチャイナタウン、Oalkandのビジネス街など見て歩き回り、だいたいどんなところかを掴んだ。気持ちのよい晴天の昼の、だけどね。夜にもう一度見に来ないと、本当のところはわからないけれど。凶悪犯罪都市オークランドだからなあ。

帰り、12th street駅で、日本人の兄ちゃんに”Do you speak Japanese?”とか聞かれて、Jack London Squareへの道順を教えたよ。そこには Yoshi’s という日本料理アンドJazzで有名な店があるので、そこへ行こうとしてたのかなあ。どこも日本人風にしてるつもりはないのに、日本人だと当てられたのがちょっと口惜しいらしい。そうじゃなくてアジア系に片っ端から聞いてるとしたら、人口比率から言ってかなり分が悪い話だと思う。

会社の裏手にある Kearny street には、昼ご飯の To Go (持ち帰り)ができる店がたくさんある。

2週間ぐらい前、月3回は食べてたタイカレーの店が、突然閉店してしまった。右隣と左2軒先にもタイ料理屋があるので、過当競争だったんだろう。ただ、他の2店はどちらかというと中で座って食べる高い店なので、この閉店は痛い。

と思ったら、今日は怪しい日本食の店 SUSHI Chef/La Bento (いまだに、どっちが店名なのかわからない。La Bento の看板はフランスの三色旗に La Bento と書いてある。店員はみんな中国人)がつぶれていた。ここは、3時半を過ぎると全品半額になるので、たまに昼飯の時間がずれたときに、カリフォルニア巻きとかチキンカツ巻き、海草巻き、などの変な寿司(生魚の寿司は売ってなかった)を買い込んで食べていたんだけど。

さらに、通りの向かい側にある Burger King も廃業していた。競争もあるけど、やっぱ景気悪いんだよ〜。

この一角の残りのお気に入りである、日本食弁当屋の Sushi Bay (こっちは日本人がやってる。人気も高い店)、ベトナム料理屋、中東料理屋が無くならないことを祈るよほんと。

(2004/2/12記) SUSHI Chef は復活していた。単にお休みだったのか? (土日も休みなのに)。まあ良かった。

休日、会社に行って、平日だらだらとこなせなかった仕事をだらだらと続ける(だめじゃん)。3時過ぎに、お昼を食べに、よく晩御飯を食べる中華へ。

変な時間なので誰も居ないが、店内反対側に、男二人。話してる内容は聞き取れないけど、日本語だ。40代と20代の二人で、地球の歩き方らしき本を広げて話している。

最近とある人(日本在住の日本人)に、その辺で隣に座っただけで話しかけて友達になったりもするよ、と言われ、そのほうが楽しいでしょ、みたいなことを言われたので、普段の性格的にはありえないが、店を出るときに声をかけてみた。二人は父と息子で、飛行機でLAに入り、そこで車を借りて、サンフランシスコまでドライブしてきたという。明日の飛行機で帰るらしい。お父さんは有給取っての旅行だそうで、いい話じゃないかと思った。

なんでその店で食べてたかというと、これが「地球の歩き方」に載ってるらしいのだ。確かに安くてうまいんだけど、チャイナタウンの端っこだし、投稿した人はよく見つけたなあ。

ちなみに店の名前は「旺角飯店」

asahi.comを見てると、「サンフランシ
スコで大停電」とか書いてある。昨日の夜かよ、いつだよ

市の三分の一が停電した、って、いったいどこの話だろうなあ、と言ったら、同僚はもろに停電を喰らってたようだ。「ペイトリオッツの試合中(ボストン出身なので)に電気が止まったから、電気のついてるスポーツバー探して走り回ったよ」 なんでも、自分の家一帯は真っ暗だけど、向こう側の通りはついてる、とか、そんな感じだったらしい。僕も運が良かっただけか。

その同僚が、「そういえば、さっきマグニチュード6の地震があったらしいぞ」と言う。友達がインスタントメッセンジャーで送ってきて、揺れてたとか言ってたけど、気づいたか? というが、誰も地震なんて気づかなかった。

ネットで見てみると、LAとSFの真ん中あたりということで、そりゃ大地震でも遠いわな、

夜10時過ぎに会社を出たら、すごい雨が降ってた。12, 1月は雨季なので、折りたたみ傘は持ってたんだけど、そんなの効きやしない。すごい、といっても、日本の雨のすごいときに比べれば、ぜんぜんたいしたことはないんだけどね。普段、降っても傘の要らないぐらいの雨しか見ないので、傘が必要な雨というだけで驚く。

そんな、SF在住で一番ひどい雨に遭ったわけだが、そんな雨だと、サンフランシスコの坂道が川のように、それもかなりの急流になるということがわかったよ。すごい勢いで車道を雨が流れ落ちていき、道を渡るときに靴がびしょ濡れになってしまった。

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